「出だしの言葉」に注意するだけで ≪コミュニケーショントラブル≫はずいぶんと減るのです。
今日は午前中は 企業内での管理職向けの研修会でした。
「元気さん、言葉がけって難しいですね・・・どうも私の言葉で 課の者が機嫌が悪くなって・・・」
かけた言葉が とても酷い言葉でないかぎり いつも こう言っています。
「気にしないでも大丈夫です。」
「言葉」というもの
実は そのものに 大きな 力があるのではないのです。
「言葉」とは スイッチなのです。
脳の中で 一瞬のうちに行われているので あまり自覚はしていませんが、
誰でも、他人の「言葉」によって、 その「言葉」から導き出される過去の≪映像(イメージ)≫を
ひっぱり出して 頭の中で投影させています。
その頭に描く≪映像(イメージ)≫だけなら、特に何も問題ないのですが、
必ず 人は ≪過去の映像≫になんらかの≪感情のラベル≫を貼り付けています。
「言葉」は 単に その≪感情≫を呼び起こしたにすぎないのです。
この上司の方の「言葉」自体に 問題があるわけではなく
言われた課員の方も おそらく気づいていないと思いますが、
上司の「言葉」ではなく、頭の中で描き出された≪過去の映像≫をみて、
そこに貼りついた≪感情≫を呼び起こされたから 嫌な気持ちになったのです。
「言葉」とは 過去のイメージを引き出すための 「スイッチ」なのです。
「言葉」から描かれる 相手の頭の中の≪映像(イメージ)≫まで想像することはできません。
それよりも、「言葉」をかけることを怖れてしまうことの方が 問題だからです。
1つだけ アドバイスさせて頂きました。
それは 「最初の言葉」 です。
「最初の一言」は 明るいイメージの言葉にすることなのです。
「岸本君は 元気だよね」 よりも 「元気やなあ、 岸本君は」の一言の方が 届きます。
出だしの「言葉」が もっとも 「イメージ」を引き出しやすいのです。
出だしの一言が とても重要です。
講演会などの出だしの言葉で 「今日のお客様は それにしても美人が多いですね!」というよりも
「美人が多いですね!! 今日のお客様は」と言ったほうが はるかに 笑顔が多くなります。
マイクを持って 話すとき ほんとうに よく感じるのです。
「最初の一言」
脳は この一言から イメージを検索し始めるのです。 (げんき)