ずーと昔の僕の大切な運動会の思い出★★ | 楽しむ能力を育てる魔法の言葉

ずーと昔の僕の大切な運動会の思い出★★


今日は、1年生になった 甥っ子のはじめての運動会でした。



とてもいい天気だったので 本当に良かったです。





「運動会」そして「運動会のお弁当」






僕は とても 印象的な想い出があります。


とてもとても大切な思い出です。






僕のこどもの頃?・・・・



いえ・・・ ある男の子の想い出です。



ずっと前のことになるのですが・・・












その男の子は ずっと学校の門を見つめていました。



すでに 運動会は はじまっています。




競技に参加しながらも  その子は 門の方が気になっています。





午前の競技が終わり



お昼のお弁当の時間になりました。





こどもたちは それぞれ お父さんやお母さんのもとへ


応援シートに広げられた 風呂敷つつみのお弁当



こどもたちは にこにこしながら 食べ始めました。






ぽつんと立っていた 男の子は


門のところに駈け出していきました。






そして 門の扉の前で  遠くを見ています。




ずっと ずっと  とおくを
 




大きく その子が 飛び跳ねました。


そして 大きく大きく 手を振って



学校の外に出ないように


でも 今にも出そうな そんな 勢いで





おばあちゃんが やってきました。



その子は おばあちゃんの手を取ると


ゆっくりと ゆっくりと



校庭の隅にある 誰もいない木の下に 向かいました。




そして おばあちゃんを座らせると



その横に座りながら



一生懸命  いままでの競技のことを話していました。




おばあちゃんは にこにこしながら


うなずき 「遅くなって すまんかったねえ」と


その子の頭をなでながら




一緒に お弁当を食べました。








とても 胸が温かくなりました。









生まれてはじめて 運動会で 僕は 泣いてしまいました。









その子は 午後から とても素晴らしい演技をみせてくれました。




誰よりも 輝いていました。





応援席の先頭ではなく



 



一番後ろから 応援していた  おばあちゃん




その子をみつめる おばあちゃんの 優しい瞳








運動会の絵を見せてもらったときに



その子の描いた絵には おばあちゃんが いました




 



そこには



一緒に笑って立っている  僕の似顔絵も 描かれていました。





                    (げんき)