ご訪問ありがとうございます。
言語聴覚士の木村です。
最近、仔猫を飼い始めました。
仔猫が過ごす部屋は決めていますので、
指導中にご迷惑をかけることはないと思います。
実際に見たい!という方は、別室から連れてきますのでお声掛けください(^^)
ある先生の本に、
個別指導について書かれていました。
一定の人と一定のやりとりを行う個別指導では、
その子に合った目標を立て、
その子が使いやすいコミュニケーション手段を利用し、
その子とのやりとりを充分重ねて行きます。
すると、目標とする言語スキルを獲得して行くだけでなく、
疎通性や共同注意の増加が期待できる、とありました。
これは、私も日頃から感じているところです。
ことばが遅れているお子さんにとって、
ことばを教えていくというスタンスだけで関わるよりも、
その子にとって分かりやすい伝え方をしながら、
なんらかの活動を一緒に行なっていくことは、
コミュニケーションの成功体験を積むことになります。
その地道な積み重ねがあって、
子どもは人とのコミュニケーションの取り方を学習し、
ことばを少しずつ覚えたり使ったりするようになります。
ことばで理解できなければ身ぶりで、
身ぶりが理解できなければ写真や物を使って、
分かってもらえる方法を駆使して、
子どもに話しかけてあげることが大切です。
日常生活での親子の関わりは、
『一定の人との一定のやりとり』の、格好の練習になっています。
食事の時、お風呂の時、お手伝いの時、など、
だいたい話しかけることは同じですよね。
毎日の生活では、
ながれをある程度一定にして見通しを持ちやすくすると、
その時によく使われる言葉を覚えやすいです。
自分では言えなくても、
まずは覚えることばを増やすつもりで、
関わってあげてくださいね。
読んでいただき、ありがとうございました。
このブログは、私個人の私見で書いてます。他のSTの先生と考え方の違いや、私の勉強不足などもございますので、ご了承ください。ご意見やアドバイスなどがありましたら、メッセージをいただけるとありがたいです。
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ことばの相談室【結】
木村寿代
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