言語聴覚士の木村です。
今週末はハロウィンです
お天気も良さそうだし、週末というのもあって近所の商店街イベントも目白押し。
ハロウィンと言えば「カボチャ」
ですね。でも最近、カ行が言えないという相談が増えている気がします。
カ行がタ行に置換してしまう…というのが多いです。
構音の発達過程でこうした誤りはよくあるのですが、就学を目前にひかえていたり、就学後もその状態が長引いていると、構音訓練を受けて早めになおしてあげたいですね。
学校に入ると授業で音読が入りますし、みんなの前で発言する機会も多くなります。
構音障害があると本人が恥ずかしがったりするので、段々自信を失ってしまうというのが一番心配なところです。
カ行の発音は、舌の奥の方(奥舌)を挙上させることで産生できる音です。
うがいの時に水を飲みこまないようにしている舌の動きが、それにあたります。
タ行に置き換わってしまうのは、舌の先が上顎についてしまうからです。
こういう場合、舌の先を軽く押さえるとカ行の音が出やすくなります。
最初は大人が押さえて感覚をお子様につかんでもらい、できそうだったら自分で舌を押さえて練習するのが良いと思います。そして、押さえるのを徐々に外していきます。
毎日歯磨きの後にする、など時間を決めて取り組むようにオススメしています。
あんまり長い時間行うとお子さんも嫌になってしまいますからね
正しい動作ができているのかどうか、お子様は自分で判断しにくいですから、うまくできた時はことばでフィードバックもします
「今日は昨日より上手になってるね~
」「あ、今のは、すごくきれいに言えたね
」など言ってあげると、お子様のモチベーションも保てますから上手にほめてあげてください
最初は単音節から始め、2音節、3音節と徐々につなげていきます。
無意味語から有意味語へ、語頭から語中へ、単語から文へ、とスモールステップで日常会話での般化を目指します。
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現在2~8歳のお子様にご利用いただいております。
初回カウンセリングでは、お子様の現状を把握し、
ことばの遅れになる原因を探り、
アプローチの方法や指導内容をお伝えします。
初回相談だけでも大歓迎です。
ご予約やお問い合わせは、お気軽にどうぞ
お子様の年齢と相談内容を簡単に書いて送信してください。
件名は「初回カウンセリング希望」とお書きください。
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