温故知新、
今日は、国語の教科書でもよく見かける『徒然草』の一節から。
今の日本語にすると、
『思ったことを言わないのは
お腹が膨れるような感じがすることなので』
という内容です。
700年近く前の人も、
言いたいことを言わないとストレスを感じていたんですね……
思ったことを思ったまま
何でもかんでも口走る
という訳にはいかないかもしれませんが、
思いを言葉にする
これは今も昔もとても大切です。
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大切なのは分かるけど、
何を
どのように
言葉にすればいいの?!
と立ち止まってしまうこともあると思います。
・友達に話してスッキリする
・ノートや紙に書き出す
・匿名でネットに投稿する
『思いを言葉にする』方法はいくらでもありますが、私のお気に入りは
ひとりごと
実際には声に出さなくてもいいと思います。
絶対に反論・否定しない友達が聞いてくれていると仮定して(実際にそういう人がいればその人を思い浮かべて)、
あなたの腹をふくれさせているものを全部、
言葉にして出してしまいましょう。
全部です。
表現や言い方なんか気にしないで、
全部
出してしまいます。
感情が揺さぶられて、涙が出たりするかもしれません。
それもひとつのデトックス。
こぼれないようにヒヤヒヤしながら日々暮らすぐらいなら、
一人の時間に出し切って、スッキリした方が気持ちいいです。
そして十分に思いを出し切ったあとは、
『あ~スッキリした!!』
と、デトックス終了を宣言します。
これでモヤモヤ関係の時間は終わり!
と、自分に区切りを付けるのです。
※この『終了宣言』、けっこう大事です。
きちんと終了させないと気持ちの切り替えが出来ず、『常にグチっぽい人』になってしまいます。これは危険。ちゃんと終了させましよう。
連休も終盤、
あちこちに気を遣ってふくれてしまった腹を空っぽにして、
スッキリ連休を終えたいですね。