山手線歴史探訪、西日暮里駅から巣鴨駅。

前回、東京駅から上野駅まで歩いたのですが、その次のコース、『上野駅から西日暮里駅』の歴史探訪ウォーキングツアーの予約が取れなかったので後回しにし、先に『西日暮里駅から巣鴨駅』までを完歩しました

鴎外が半生を過ごした地に建てられた『森鴎外記念館』、戦火を生き抜いた、鴎外ゆかりの大銀杏

ウォーキングツアーなので、残念ながら施設内の鑑賞はできませんでした

森鴎外記念館を出たところ直ぐに、絶景スポットがありました

前回の無縁坂に続き、スカイツリーが見事に挟まった光景

https://ameblo.jp/kotoba-kinenbi/entry-12530830190.html

貼れる写真枚数が限られているので（15枚）、無縁坂に挟まったスカイツリーはこちらをご参照ください

近隣に住んでいた夏目漱石、森鴎外がよく訪れたと言われる、根津神社

夏目漱石旧居跡（猫の家）

さりげなく、猫のオブジェあります

道の向かいにも、さりげなくいます

吉祥寺にある、『八百屋お七・吉三郎比翼塚』　　　今回は立ち寄りませんでしたが、近くの円乗寺には、お七のお墓もあります

ちなみに比翼塚とは、愛し合って死んだ男女を一緒に祀った塚のようです

それにしても、江戸の人々、お七さん好きですね　

悲劇的な、火炙りによる少女の刑死というドラマチックな結末ゆえに・・・かもしれません

しかも、お七が起こしたのはボヤで、大火ではお七は被災者であったにもかかわらず、当時放火は死刑だったのです　　吉三郎会いたい一心で放火したというのも、何とも切ない（後の創作説ありますが）
マリーアントワネットもジャンヌダルクも、そのインパクトのある最期が、彼女たちをより一層有名にしているのと似ていますね

私もウォーキングを始めて、既に3回もお七関連のスポットを訪れました

P.S. 前回訪れた伝馬町牢屋敷跡は、お七が収監された場所で、処刑された場所ではありませんでしたので、ブログ訂正しておきました

処刑されたのは、東海道歩き第2回で訪れた『鈴ヶ森刑場』でした

https://ameblo.jp/kotoba-kinenbi/entry-12153053114.html

ご参照ください

こちらは『駒込富士神社』

江戸時代の富士信仰の拠点の1つだったそうです

ここでランチ

大正11年創業の『魚源』さんのお弁当   懐かしい味

午後はまず、『六義園』

11月20日からライトアップが始まるそうで、紅葉にはまだちょっと早かった

このスポットは方角的に、ビルが全く見えない場所なんだそうです

私は都会のビルと自然とのコントラストが好きなので、ただ『へ～』って感じ

次は『旧古賀庭園』

この洋館の裏の西洋庭園にバラ園があります

こちらが人気投票で1位に輝いた『初恋』という品種

どの薔薇もピークを過ぎた感じだったのが残念

日本庭園の方は、六義園に負けず劣らずの素晴らしさ

最後にかなりマニアックなスポット、ソメイヨシノの故郷です

染井の植木屋、丹波茂右衛門屋敷跡の内にある『門と蔵のある広場』で、こちらのボランティアのおじさんが、ソメイヨシノ発祥の歴史の説明をしてくれました

あまり時間がなく、端折っての説明になっちゃったので、またそのうち、ゆっくりお話を聞きに行きたいと思ってます

そんなわけで、今回もたくさん勉強になり、充実した時間が過ごせました

この辺りには森鴎外、夏目漱石、高村光太郎、樋口一葉、永井荷風など、たくさんの文豪にまつわるスポットがあり、インストラクターさんのお話に登場したので、これを機会に、マイブームが去って以来中断している『日本文学の読書』を開始しようかな