北海道の人はモノの名前の後に『こ』をつける。
『ぼっこ』とか、『こっこ』とか。
何故だか知らないけれど。
この環境で育った人たちは、その理由を知っているのだろうか?
そして、この『こ』をつけるものに法則があるのか…
今のところ、私はわかっていない。
『ぼっこ』と初めて聞いたとき
やっぱり私は「変なの~!」と思った。
(毎回で申し訳ない…^^;)
「そのぼっこ取って」
「ぼっこ拾ってきた~!」
「アイスのぼっこが…」
こんなフレーズをよく耳にする。
そのうち、私にもわかってきた。
ふーん…『ぼっこ』って、棒のことか。
どうも話し言葉で使うみたいだな~…
そんなある時、講師をしていた専門学校の学生たちに
私が東京出身だとバレた。
いやいや…別に隠していたわけではないのだけれど(笑)
そして方言やイントネーションの話から、『ぼっこ』の話になった。
「私は『ぼっこ』って言わないからさ…」
「えーーーっ?!じゃあ何て言うんですか?!」
「え…?『棒』」
「へ~っ!!変なの~!!」
彼らにとっては、『ぼっこ』より『棒』の方が“変”に聞こえるらしい。
おもしろい!
「あのね…素朴な疑問なんだけど、文章に書くときは何て書くの?」
「え…?それは、『棒』」
「………」
「……あ」
「ねv」
どうも彼らは、『ぼっこ』という言葉が使えないと
『棒』というものを表現する単語がなくなってしまうと思っていたらしい。
かわいい!(≧▽≦)
これが“その土地に根ざした言葉”というものなんだな~…
この『こ』をつけるものに法則があるのか…
やっぱり私はわからない。
小さいものとかかわいいものにつけるのかな…?
と思ったけれど、『ぼっこ』って、かわいい…か??
ということで、とりあえず却下。
ついでに…
『こっこ』は卵を指すときに使っていた。
何でかな?
鶏の鳴き声??
でも蟹の卵も『こっこ』なのよね…
じゃあ違うか~。
わからない。
でも、おもしろい!
ということで☆
知っている方がいらしたら、ぜひ教えてください♪