北九州市観光スポット
菅生の滝
毎月 井戸 川とお清めさせて頂いてますが
お寺の住職から
「上流にある 菅生の滝へお清めに行ってらっしゃい」
と言われ 行ってきました。
ん‥まぁね‥確かに‥遊びで心で心霊スポットなどと 肝試しする場所ではないと言うのが 私の感想‥
菅生の滝は ある場所はパワースポットですが 霊場です。
熊彦は歌姫を思うあまり、ある日歌を書いて姫の家の庭の梅の木にかけておきました。
「十寸鏡 清き月夜に照る梅を醜わが恥ぢて 手折りかねつつ」
歌を読んだ姫は歌を書いた人がわからぬまま、恋におちてしまいます。
歌姫の家族は歌の主を探しました。
その話はたちまち村に知れわたりました。
そして歌の主と名乗りでた男がいました。
蔦麻呂という男で、金持ちの家の息子でした。
歌姫と蔦麻呂は結婚を誓い合ってしまいます。
これを知った熊彦は滝に身を投げ、死んでしまいます。
その日から歌姫は夢にうなされるようになりました。
滝に向かっている、歌姫・・・、
そして滝から白い大蛇が現れ、姫の体に巻きついて滝つぼに沈んでいく・・・。
姫はどうしてもその滝に行きたくなりましたが、蔦麻呂の家族が止めました。
歌姫はこの夢を毎晩見つづけ、蔦麻呂の家族は思いあまり、古老に相談しました。
古老は「姫は白蛇に見初められたのだろう、滝へ行くことは仕方ないが、
白蛇に歌姫と悟られぬよう、顔に黒い墨を塗っていきなさい」
蔦麻呂の家族はしぶしぶ滝へ行くことを了承しました。
歌姫は侍女と共に山へ分け入りました。
しばらく進むと滝の音が聞こえました。
姫は侍女を待たせ、滝に入ると滝つぼから白い大蛇が現れました。
姫を巻きつけると大蛇は滝つぼへと入っていきました。
滝に近づいた時、その水しぶきで姫の顔に塗った墨は落ちてしまっていたのです。
これ以降この滝を素顔の滝と呼びました。