私の知っている狐の嫁入りの意味は
『お天気雨の時は、狐がお嫁入り行列をしているんだよ』
という晴天時の雨のコトデス
辞書を引くと意味が2つあって
もう一つは、野山に狐火が並んでいる様子だそうです
http://dic.search.yahoo.co.jp/search?rkf=2&dtype=2&ei=utf-8&p=狐の嫁入り
狐火は一つの状態のも見たことがないので
並んでいるなんて想像できませんが・・・
お天気雨の雨も色々な伝承があるみたいですよ
狐が化かしているとか、雨乞いの犠牲になった狐の涙とか・・・
地唄の「狐の嫁入り」は
人間の儀礼である冠婚葬祭の内の
婚礼を狐が真似て花嫁行列をしている様子です
結納もして吉凶を考えて日柄や方角をを選んで
花嫁衣装を身にまとった花嫁を籠に乗せて
みんな尾っぽを出したまま長い列をつくって
提灯をぶらぶらさせながら行列をします
その長い道中の中頃から晴れているのに
雨が降って来ます
その様子を何とも狐の行列らしく
目出たいなぁとお祝いする
というお話です
~
![音譜](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
其が中に大礼と言ふものは 婚儀なり
畜生道にありながら狐は人の学びを成し
まず結納を取り交わし
方角日柄を選びたり
中段下段吟味して
山のめしびや三隣亡、豹尾は格別
大禁物
いよいよ日柄を取りきわめ
(手事)
そもそもその日の行列は
先箱、台傘、猩々緋、六尺ぞろえの折鶴紋
先提灯に後提灯
ぶらりぶらぶら
長き尾のひきもちぎらずうち続く
嫁御は籠のうら若き
かづき帽子や白装束
同じ尻尾の長々と
長道中の半ばより晴れたる日よりの村時雨
降るかと思へば照りわたり
照るかと思へばバラバラバラ
げにもお狐の嫁入り日和
程なく祠へ着きにけり
いはねど知るき
コンコンの
あな目出たしと祝うらむ~
![音譜](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
http://members.jcom.home.ne.jp/wj2m-nrmt/page58.htm
新潟の津川では伝統行事として「狐の嫁入り行列」をしています
http://www.town.aga.niigata.jp/kankou/yomeiri/nagare/index.html