家の整理をしていたら、
夫の叔父の書き残したものが出てきた。
義母がとっておいたものだ。

 



夫の叔父の納田久三は、
万葉学者であり 辞書の編纂をしていたが、
32歳の若さで戦死した。
 

将来有望な学者だったということで、
その息子が高校入学したころ、
「あの久三さんの息子さんですか」
といわれ、期待されたそうだ。

その久三の楷書体と、
夫が筆記体で書いた

学術論文の写しの雰囲気が似ていた。

いつもはパソコンで書いていたが、

これは、筆記体で残っていた。

 

 

丁寧に書かれた書体には、
コツコツと物事を進めていく 
律儀な性格が表れている。
 

こんなに丁寧に書いたのではなく、

普通に書いた文字も、
何となく似ている。
 

またそれは、私の次男の字にも似ている。

息子が寮生活のなかで、

シャーペンで書いた技術日記なので、

上記2つの書体と比較するのは、

ちょっとハンディがあるが。

 


久三さんの息子も

実の父と会ったこともない、

或いは、記憶にないのに

書体が似ているとか。

 

 

 キラキラ    キラキラ

 

そういえば、私の従兄弟の表情は、
私の父によく似ていた。
一緒に暮らしたこともないのに、
困ったときの額のしわの寄せ方と
目の表情が父そのもの。

驚いたときに目をまん丸くするのも同じ。
実は私もそうで、
人から見ると こんな面白い表情なんだ
ということを再認識した。

血は争えない。

 

 

次回4/15(水) お楽しみに グリーンハーツ

 

 

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著作

『体内時計には逆らえない』

 ー「眠る」も「学ぶ」も「働く」も

体内時計に従えば世界は変わるー

 

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