乃木坂昔話〜桃太郎外伝〜第3話 | こちら乃木坂の場末

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乃木坂46(のぎざかフォーティーシックス)に関するラクガキや個人的思想、
そして勝手に妄想ラノベとか書くかもしれません。
楽しく接してくれないと、オコだぞ!w

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その影は
音も少なに桃太郎一行に近寄りました

背後をとられる事を恐れるなぁ太郎は
すかさずその気配をキャッチしました

一気に【フロー状態】になったなぁ太郎は音速の裏拳を放ちました

まずい!
と思ったのはまい太郎でした
(道の駅が風圧で吹き飛ぶ!)
「なぁ太郎、ハウスっ!」

なぁ太郎は、はっ!っと我に返りましたが
裏拳は既に【影】をとらえていました

まい太郎は、開墾中になぁ太郎の裏拳を喰らって
風船の様に弾け飛んだ熊の姿が浮かびました
(熊鍋ができたのに・・・)

ズドン!
次の刹那、爆風
舞い上がる土煙り

あーあとまい太郎は思いましたが
意外にも薄らぐ土煙りの中から現れたのは
【ミンチ】ではなく
人の形を保っていました

「あっ、お猿」
言ったのはなぁ太郎でした

確かにそこに居たのは小柄な人位あるお猿でした
中国の拳法着を着てますが
耳は大きくお猿でした

「威力が弱まってたとはいえ、裏拳に耐えるなんて。お猿さん名前は?」
「み、みおなと言います。つか、殺す気ですか?」
「ごめんね。普通のお猿なら逝ってた」
「只者じゃないね」
「ウキキ、私はただ、そのお腰に付けたきびだんごを一つ私にくれないかと尋ねようとしただけです」
「じゃあ一緒に鬼ヶ島に行こう。そうすればあげるよ」
「ウキキー!  お易い御用です」

こうして猿みおなもお供になりました

(じい様はきびだんごにケモノにはたまらない【何か】を入れたみたいだな)とまい太郎は思いました

次はきっとキジが近付いてくる予感がします

「あれ?  まいまいは?」
なぁ太郎が言いました

すると建物の方からワンワンと聞こえました

見てみるとまいまいが恥ずかしそうにお座りしていました

「どうしたの?」
とまい太郎が聞くとまいまいは答えました

「ハウスと言われたので、つい・・・」







何故かまだ続けるメンタルの強さがあります

なぼな。