5月14日、子グモたちはすべて旅立った。

 

と思っていたが、そうではなかった。

 

出のう後は数日間の団居生活をしてから旅立つ。

卵のうの中は空のはず。

翌日に卵のうを拾いあげて持ちかえった。

 

2個とも、針で刺したような穴が2か所。

吹けば飛ぶほどの軽さ。

 

子グモたちが一生懸命に穴を開けて脱出したのだ。

握っていたので少し凹んでいたが、

紙に上に置いてすぐだった。1匹、出のうした。

残っていたのだ・・・・!

 

ところが次々と出のうし、好き勝手に移動する。散っていく。

 

5月15日 7:28:41         7:29:21

 

 

7:31:59

 

 

どうしたものか・・・紙にのせたまま元あった場所まで持っていき、

 

支柱に添わせたら、     太い支柱に伝え渡り上がっていった。     

 

7:37:23        7:39:06

 

 

7:42:28 後に続いた子グモ  7:42:42

 

 

しかし、出のうしたばかり。団居生活の期間がないのが心配。

 

卵のうの中は窮屈。体力のある子グモが先に出のうし、

成長の遅い子グモは残り、脱出の機会を持っていたのだろう。

 

卵のうを元あった場所に戻した。第3便のフライトがあるかも。

 

8:01   20分後、支え合っている

 

翌々日、増えて緩い団居に。まだ残っていたのだ。

 

5月17日 10:16 

 

2個の卵のうの子グモたちが協力し合っているのだろう。

また増えていた。

 

5月18日      

 

5月20日、旅立ちの日を迎えたようだ。ほんと、心配させて・・・

 

9:56           9:59