昨年の春、ゴーヤ栽培のためにつるした緑色のアミに
体長2~3mmのクモが垂直の小さな網を張っていた。
2本ずつ揃えられた脚と体形から、かくれ帯がなくても
コガネグモの幼体の一種だとわかった。
コガネグモの仲間は成体になると容易に判別できるが、
幼体時代の姿は酷似している。
体の模様がはっきりとしてきても識別できなかった。
クモが題名の本のなかにも幼体時の写真は少ない。
ところが先日、図書館で借りた本の中に同じ写真があり、
やっとチュウガタコガネグモの幼体と同定したものの、
成体になったときの姿は幼体からは想像できず、自信はない。
間違っていたら教えてください。
初見は4月9日、2か月間あまり住居にしていた。
地上45cmの半日陰。ネットのマス目は10cm。
円部分の直径は3cm。幼体の体長3~4mm。
(成体は15~18mm♀ 「日本のクモ」より)
2023年4月9日10:17 4月13日 10:14
初見から1カ月。脱皮後10日目。身長は1mmくらいは伸びたかも。
体の模様がとてもはっきりとしてきた。
初めて白帯をつけてからちょうど1カ月目の5月27日、
かくれ帯が完成した。
2023年5月29日 12:58 完成の2日後
つながっていた白帯。体の裏側と表側から。
2023年6月1日 9:35 9:41
9:35
9:41
幼体でも、同じ大きさの獲物を得意技の糸の帯で巻いている。
2023年6月16日 9:37
9:50 満腹、満足じゃ
この日の午後、向かいにあるプチトマトの繁みに引っ越した。
この画像は同定したことを不安にさせる。(まさかオスでは?と)