どこからきて、いつの間にか大きな存在になっている。あくまで少女が主役。目が大きくてキラキラしてて可愛くて性格もよくて、それでいてしっかりとしていた。強い意志と自立の精神を持っていたように思えます。ビジュアルだけでなくストーリーにも魅せられて虜になるのです。「少女クラブ」に連載「星のたてごと」の、主人公リンダが愛するユリウスは私の初恋の人です。月刊漫画本だったので、月に一度の出会いを待ち焦がれました。60年たった今も自分のなかに生き続けている大好きな漫画です。

 

自分のなかの少女漫画の世界は60年代のもの。その時代で止まっています。