観察していたナガコガネグモの3メートル手前には
別のナガコガネグモが網を張っていた。別ナガ子。
別ナガ子は脚は欠けても再生できることを教えてくれた。
初見では7本脚だったが産卵後は8本脚になっていた。
いつが産卵日だったのかと、腹部ばかりを気にしていて、
気づかなかった。
産卵の2日前。2脚をそろえているのでわかりにくい。
2023年10月11日
初見の別ナガ子は、左の第2脚を失っていた。
前日にはいなかったので成体になったばかりだろう。
2023年9月1日 7:36
画像を日にち順に追っていく。
9月5日 9月12日 生えはじめ
9月18日 細くではあるが少し長くなっている
9月24日 第3脚くらいの長さにはなったのかな?
脚を2本ずつそろえる習性があるのであまり気にならない・・・
・・・こともないか。
約1か月後。ひょろりと細く、後から生えてきたとわかる。
10月5日
造網性は脚先に3爪があり、網の糸に引っ掛けて歩く。
小さな爪もできたのだろうか、細い脚先を網にかけている。
10月6日 再生脚は役目を果たしている。
10月12日
カマキリの成長過程でも脚の再生はあったが、
脚の付け根の節が残っていなければ再生はできない。
クモも同じなのでは。
(2015年9月、カマキリの再生された左の中脚。
色が違っていて細くて短い。
翅芽のある終齢幼虫はまもなく成虫になる。)
別ナガ子は基節が残っていた。
9月1日
産卵の翌朝、姿が消えた前日。じゅうぶん格好になっている。
10月13日 卵のうが写っている。
10月14日 よく頑張りました。
2個とも無事に越冬して、出のう出来たらいいね。