3組目の 母グモC子と卵のう に気づいたのは、

B子を初見の翌日だった。

 

C子の巣はB子がいる雨どいの反対側にあった。

 

A子とB子は卵のうをまとめ、ひっついて保護していたが、

C子と3個の卵のうは離れていた。
 

C子の卵のうに悲劇が起きたのは離れていたからだろうか。

 

雨どいは物置の角。ブロック塀と壁の間は狭くて入れない。

片腕を伸ばして撮るのでとても不自由。


6月23日 

 

6:50

 

観察をやめるつもりで画像をインポートしたら、

出のうしそうな卵のうがあり、写りが悪いので確認しに行く。

 

!!!それはそれは恐ろしい光景だった。

 

卵のうに真っ黒な小さな虫がピタッとくっついていたのだ。

 

9:58 ↓A子のところにいたオスが来ていた。

 

6;50            9:58 

 

 

 

オオヒメグモの卵のうはいくつも見てきたが、こんなことは初めて。

 

脚の数からするとクモだ。クモがクモを?!胸が詰まった。

 

 

それにしても、黒グモはいつ頃からいたのだろうか。

画像を見返すと初見のときから写っていた。

 

小さな体はぼやけていたがどの写真も卵のう近くにいた。

少しずつ距離を縮め、出のうを待っていたのだ。

 

6:50

 

9:48 黒グモが卵のうにくっつく10分前。


 

夕方、黒グモは卵のうから離れていたが、お腹が膨らんでいたことが

恐ろしい。C子は別の卵のうに被害が及ばないようにと警戒していた。

 

16:59

 

翌日、C子が心配したとおり、黒クモは別の卵のうにくっついていた。

 

6月24日 12:22   

 

敵はしぶとく、翌々日も居座っていた。

 

網が揺れると一応は逃げる(ヘ~って感じ)がすぐに戻った。
 

6月25日 10:31   10:32          10:34   

  

 

黒クモは、 クロマルイソウロウグモ という。悪そうな名だ。