5月21日 出のうした子グモは小さな塊になった。1回目の団居だ。
団居生活をしながら3日間かかって脱皮をし、
5月25日の朝、集団移動をし、2回目の団居になっていた。
5月21日 1回目の団居
5月25日 2回目の団居
脱皮 1回目の団居で。
5月22日
1回目の団居になった翌朝、脱皮は始まっていた。
卵のうの中ですでに脱皮をしているので2回目の脱皮になる。
8:48
12:13
14:50 脱皮をしても、1ミリ以上 2ミリ未満。
脱皮後はクモらしい体つきになる。幼児が小児になった感じ。
脱皮が終わったものは体の模様も濃くなっている。
脱皮はハンモック状の網の中で行われる。
団居がほんのわずか、ふわっふわっ と続けて膨らんだことがあった。
いまにして思えば、脱皮の前兆だったのかもしれない。
もっと粘って観察すればよかった。
脱皮をするものは集団から離れ網にぶら下がって行い、
脱皮が終わると体がしっかりとするまでじっとしている。
じっとしているときにぶら下がっているのは網ではなく、
命綱のしおり糸。じぶんの糸で体を支えているのだ。
脱皮が終了すると再び団居になる、
の繰り返しの3日間。塊が次第に黒くなっていく。
ルールを決めたわけでもないのにとてもスムーズに行われる。
脱皮をすませたものと まだのものが仲良く団居になっている。
5月23日
6:16 驚いて散る時も子グモどうし、ほぼ同じ間隔
12:22
5月24日
8月25日、抜け殻だけになっていた。
落伍グモも負傷グモもないことにちょっと感動。
6:42
2回目の団居はすぐに見つかった。