ウオーキングの途中、
沿道に植えられた花や木花のなかに酔芙蓉の花を見つけた。
フヨウはアオイ科フヨウ属の落葉低木。一日花。
酔芙蓉はフヨウの園芸品種。
早朝に白色だった花弁が午後にはピンクになり、夕刻はもっと
濃い色に変わる。人の酔った様にたとえ、名付けられたそうだ。
朝、白の花弁の横で咲き終えたものが薄紅色ならば酔芙蓉。
しおれていても、早朝だけは鮮やかに名残をとどめている。
フヨウの多くはピンクの花弁なので、
ほぼ同じ色になる時間帯があり、午後は区別しにくい。
一重咲き
2022年8月31日
5:47
13:53 昼過ぎには淡いピンク色に。
早朝30分ほどのウオーキングだが、
大きな酔芙蓉の木がある場所を思い出し、足を伸ばした。
色の変化を撮るために午後も歩いた。
この近所には数軒、酔芙蓉のあるお宅がある。人も花も親戚かも。
6:02 花弁の付け根が紅色
14:03
道路からの距離もあり、酔芙蓉と気づいたのは20年くらい前。
畑に植えられているので生育旺盛。
八重咲き
5:59
6:07
この時間帯の色合いは優しく、八重咲きは優雅で品がある。
つぼみが多くて次々と咲くものの、この美しさが一日とは儚い。
13:57
こちらのお宅の裏は日当たりがとてもよく、
野菜や花とともに何本ものフヨウの木があるが、酔芙蓉は一本だけ。
ずっとピンクのフヨウが2本と思っていて、ある朝、違いに気づいた。
その時は木も小さくて、少しだけブロック塀に顔をのぞかせていた。
6:12 酔芙蓉 ピンクのフヨウ
まだ咲き初め。フヨウは新芽の出た頂部に花が咲くので、
大きくなった木は撮りにくく、歩行者用の道路に面していても、
花に手が届かない。日を変えて歩いたが変わりはなかった。
2022年9月9日
5:52 酔芙蓉
↓
手繰り寄せて撮ったもの