先日、近所にある八幡宮で行われる「夏越の祓」に

夫と行ってきました。

 

普段は無人の小さなお宮ですが、少し離れたところにある

八幡宮の宮司さんが、行事があるときだけ来てくださいます。

 

 

        翌朝に撮ったものです。

 

配布された人型に切り抜かれた紙に夫と私の名前を書き、

無病息災・家内安全と記し、初穂料を添えて持っていき、

御札をいただきました。

 

近くに住む人たちだけなので大人数ではありません。

参加も初穂料も自由です。

「夏越し祓」に行くようになったのは、夫が病気をしてからです。

 

茅の輪が、こんなに丁寧につくられていたとは知りませんでした。

 

 

輪くぐりをしたあとはご祈祷をしていただきます。

 

人でいっぱいになると始まりましたが、

コロナの関係で、席は一つ空けて座りました。


ご祈祷の中では、順番に住所と名前が読み上げられます。

自分たちの名を聞いたときやお祓いの棒が振られると、

念が届き、邪気が振り払われたようで気持ちの良いものです。

 

お祓いを終えると、

輪の近くに置いてる茅を数本持ち帰るのですが、

 

帰り際に知人とあいさつ程度の言葉を交わしただけで、

すっかり忘れてしまい、家に帰るまで気づきませんでした。


翌日の早朝に、片づけていないことを願いながらお宮に行くと、

 

 残っていました。

 

「夏越し祓」は日本古来の神事です。

 

年中行事の良さがわかようになったのは、私の場合は、

年を取ってからです。一年間を無事に過ごすことができ、

今年も参加することができたと、感謝する気持ちがわいてきます。

 

神さま・漠然とした目に見えないもの・万物への感謝です。

 

持ち帰った茅で小さな輪を作り、玄関の外に飾っておけば

風邪をひかないそうです。厄除けですね。

 

「風邪は万病のもと」「病は気から」と言いますし、

 気持ちのもちようです。
 

一年間お疲れさまでした。あとはよろしくお願いします。