JRを乗り継ぎ、着駅からは送られた道順をメールで見ながら歩く。
幼稚園に通う初孫の初めての祖父母参観は少し緊張する。
おとなしく聞き分けのいい女の子に比べ、男の子はすでに、
次の行動に気持ちがいっているのだろう、落ち着きがない。
今も昔も変わらないのがいい。
一緒に遊んだのは長い時間ではなかったけれど、
動きが激しくてついていくのに精一杯。
小さな体は生きるエネルギーであふれ、弾んでいるようだった。
帰りの支度を終えると、お母さんの迎えを心配して
不安そうに問いかけるので「大丈夫」と答える。
お母さんの姿を見つけるとかけ寄り半べそで抱きついていた。
小さいながらも精一杯気を遣ってくれていたのだろう。
健やかにたくましく育ってほしいと願う。
今年の春、手作りのフォーマルウェアを二人の孫に
ちょっと気取ってポーズ。