生まれる前からプロテインを飲もう
「天才ごはん」より
「子どもはいつからプロテインを飲めばいいですか?」と、よく訊かれます。
答えは、生まれる前からです。
お母さんの妊娠中はもちろん、妊娠を準備する期間、妊活中から飲んでおく。不妊治療中の人もプロテインを飲んでいたおかげで、子宝に恵まれたといううれしい報告もお聞きします。プロテインを飲むことは不妊治療の基礎づくりになります。菓子パンを食べながらの不妊治療では、次世代を宿す体の準備が整いません。
1人目、あるいは2人目の出産後に不調を抱えて受診され、栄養療法を開始したお母さんが、次の妊娠に至った場合、妊娠の経過も胎児の状態もよく、とても安産だったと口を揃えます。
お母さんのお腹の中にいるときから十分な栄養を摂っているかどうかは、生まれてからの子どもの発達にも影響します。まずはお母さんが食べているものが大事、ということです。
出産後は授乳中もしっかりプロテインを飲むことで、子どもにもタンパク質が届きます。産後のお母さんのほとんどはタンパク質と鉄の不足に陥ります。産後うつの原因は、体内で貯めておくべき鉄が“からっぽ”になっているせいです。
産後の不調、あるいはお子さんの発達をご心配して栄養療法をはじめたお母さんは、タンパク質と鉄の不足が解消されていきます。したがって、その後に出産したお子さんは、育てやすさが各段に異なるようです。
もちろん、お母さんが育児経験を重ねたからラクだと感じている、ということはあるでしょう。でも、それだけではありません。「赤ちゃんは泣くのが当たり前で、時には火が付いたように泣くものだと思っていましたが、違うんですね」と、おっしゃいます。
お母さんの栄養も満たされて、親子ともに余裕がある状態で子育てができると、赤ちゃんにも、上のお子さんたちの発達にもよい影響が及びます。お父さんもプロテインを飲んで心身ともに元気であれば、仕事も家事育児分担もうまくいく、といいことづくめです。
とにかく、お母さんがタンパク質と鉄をしっかり摂りましょう。
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女性は1回の妊娠、出産でフェリチン50減る。
母親は、自分が持っている鉄を全て子供に与え、臍帯血のフェリチンは200前後。
フェリチンが低いと、不妊症になるのは確実。
月経のある世代(20~40代)の女性の80%は、フェリチン30以下。
不妊症治療では、プロテイン+鉄の摂取が最重要。
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