レビー小体病の女性

症例;80代前半、女性。
物忘れ、幻視があり、体の動きが悪い。
ボンヤリしており無表情。
2年前からレビー小体病と診断され、投薬を受けているが効果が乏しい。

知人から当院の話を聞き、R6.9当院受診。
HDS-R14点、数唱1/4、遅延再生3/6。
MMSE13点。
幻視、パーキンソン症状、意識混濁あり。
ドネペジル、ドパコール100mg、その他4種類の投薬あり。
→ドパコールのみ継続し、他の薬は全て中止。
プロテイン10g*2、MCTオイルパウダー3g*2、高タンパク/低糖質食。
ナイアシンアミド、C1000開始。
シチコリン・グルタチオン点滴施行、
内容は、生食50ml+シチコリン(500)2A+グルタチオン(200))9A+ビタミンC(1g)1A。

1週後再診、
初診時のAlb3.7↓、フェリチン123。
プロテイン10g*2、MCT*2、ナイアシンアミド*3、C1000*3。
点滴後、
・体の動きが良くなり、体が軽い。
・幻視はなくなった。
・意識がはっきりして、笑顔も見られるようになった。
→以後2週毎にシチコリン・グルタチオン点滴を予定。
ナイアシンアミド増量を。

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