分子栄養学入門-8、気候変動に弱い人は最重度のタンパク不足

 梅雨時期になり湿度が高まると、女性の患者さんの多くは「体調が優れない」といわれます。気候の変動が起きると、毎日何人も同じような訴えで受診されます。
・夏バテして食欲が落ちる 
・台風や低気圧で気圧が低くなると体調が悪くなる
・寒暖の変化が大きい時期には体がついていかない
・冬はとにかく苦手
 このような訴えをなさるのは女性ばかりで、男性はほとんどいません。気候変動によって体調がおかしくなるほとんどの方が、最重度のタンパク不足です。タンパク不足により、ATP(アデノシン三リン酸・生きるためのエネルギー)が不足し、恒常性=ホメオスタシスが保てないことによって、気候変動に弱くなる、というわけです。
 タンパク不足の状態は、心理的ストレスに対しても極めて脆弱です。「会社で自分ばかりが目の敵にされて怒られている」「落ち込んで、いつまで経っても立ち直れない」という訴えをなさる方がとても多いのです。
 治療の第一選択はもちろんプロテイン。 プロテインを飲んでいる女性は夏バテ知らずになります。
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・女性の場合、プロテインを1~2年継続すると気象変動の影響を受けなくなる。
夏バテしやすい女性は、今からプロテインを飲んでおく方が良い。
・プロテインを継続すると、ストレス耐性が高まり、切り替えができるようになる。
”職場で嫌なことがあっても、一晩寝れば立ち直れるようになった”と言われる。


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