レビー小体病の70代女性

症例;70代前半、女性
2年前から、物忘れと幻視がある。

本を読んだ同居の長女と共にR4.1当院受診。
HDS-R22 点、MMSE20点。
幻視がある。
時々朦朧となる。
元々甘い物が大好き。
2週間前からプロテイン20g*2を開始している。
→高タンパク/低糖質食。
ナイアシンアミド、Mg100、C1000開始。
抑肝散2包処方。
シチコリン+グルタチオン点滴を行った。

1週後再診、
初診時BUN26.5、フェリチン37、ALP78。
点滴で頭がスッキリした。
→フェルム処方。
以後2週毎にシチコリン+グルタチオン点滴を継続。

R4.3、
幻視はほとんどない。
頭がはっきりした。
→B50、E400追加。

R4.4、
体調は良い。
甘い物は一切止めたが、米は食べている。
→次回点滴は連休のため3週後になる。
点滴の効果を持続させるため、米も可能な限り減らすように。
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シチコリン+グルタチオン点滴:
生食50ml
シチコリン(500)2A
グルタチオン(200)9A
C(1g)1A
自費で3500円。
所要時間15分程度。
対象はレビー小体病。
効果は2~3週間持続する。
糖質をしっかり減らした方が効果が持続する。

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