精神科の薬を減らしたい
他院に治療中の患者で、減薬希望で当院を受診される人がとても多い。
薬=代謝酵素阻害作用。
代謝酵素=タンパク質。
つまり、タンパク不足があると薬が効かず、追加処方で投薬量が増えてしまう。
タンパク不足の解消なしには減薬は困難。
プロテインを飲むと薬の効きが良くなる。
第一選択はプロテイン+高タンパク/低糖質食。
他の医療機関でこのような指導をしているところは皆無。
A)うつ病、不安障害;
注意点は、
1)プロテインを継続していると、抗不安薬・睡眠導入剤の効きが良くなる。
朝、日中の眠気が強まれば減薬。
2)プロテインを継続していると、高用量の抗うつ薬で躁状態となる危険性が高い。
最も危険なのは、高用量のイフェクサー。
イフェクサーは直ちに半量に減らす。
次に危険なのは、高用量パキシル。
パキシル40mgは直ちに30mgに減らす。
ナイアシンアミド500*6+C1000*3を併用すれば上記の薬は減薬しやすくなる。
罹病期間が長いと当然ながら減薬に時間がかかる。
B)躁うつ病、統合失調症;
躁うつ病、統合失調症ではフラッシュが出にくい。
減薬より前に、プロテイン20g*2+ナイアシン500*6+C1000*3を確実に飲めるようになることが最優先。
罹病期間によって対応が異なる。
発病後1~3年程度なら、3~6ヶ月程度で大幅な減薬が可能。
発病後10年以上経過していれば、減薬はかなり慎重に年単位で行う必要がある。
躁うつ病で気分安定薬(リーマス、デパケン)を止めるのは極めて危険。
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