”物忘れ”が主訴の40代サラリーマン
症例;40代前半、男性。
2年前から、会社で今まで出来ていたことが出来なくなった、物忘れが多くなった、人と会話が出来なくなった。
上司に受診を勧められた。
R2.10、妻と共に当院受診。
集中力がなく、よく忘れる。
仕事のストレスが強い。
3年前から高血圧で治療を受けている。
甘い物が多い。
→高タンパク/低糖質食+プロテイン20g*2。
B50、C1000、E400開始。
一週後再診、
初診時のBUN15.1、フェリチン69、ALP85。
プロテイン20g*2+低糖質食を継続している。
ビタミンは飲めている。
アイスクリームを止めた。
→フェルム処方。
R2.11、
少し良くなり、意欲が出た。
仕事のミスはない。
人と話すのが苦手。
R3.1、
元気が出てきた。
BUN21.0、フェリチン69。
R3.2、
集中力が出てきた。
忘れないようにメモするようになった。
R3.3、
プロテイン+低糖質食+ビタミン+鉄を継続。
ミスがなくなり、普通になった。
ーーーーーーーーーーーーーーー
糖質過剰摂取+鉄タンパク不足が原因。
もしこのまま放置していれば、10年後に若年性アルツハイマー病になるのは確実。
3ヶ月フェルムを飲んでもフェリチンが上がらないのは長年の最重度のタンパク不足が原因。
ナイアシンアミド追加も効果的だろう。
元記事はこちら