20世紀の勉強法VS.21世紀の勉強法

「すべての不調は自分で治せる」より

<20世紀の勉強法>
・医学書、論文で勉強
・学会で勉強
・医師会の勉強会で勉強(ほとんどは製薬メーカーのスポンサー付き)
・一般書はエビデンスレベルが低いので読まない
・ネット情報は信頼性が乏しいので見ない

<21世紀の勉強法>
・医学書、論文は読まない。医学書はすべて捨てた。論文も一切読まない
・学会は専門医の更新のため仕方なく行っている。今まで学会で勉強したことは一度もない
・医師会の勉強会には一切行っていない
・有用な一般書は必ず熟読し、頭の中に叩き込む
・有用なネット情報は毎朝チェックする

 いかがでしょうか。21世紀になって約20年が過ぎましたが、まだまだ頭の中は20世紀のまま、いまだ20世紀の中に住んでいるような人たちが多い気がします。医学教育自体が20世紀のままだから、仕方がないのかもしれません。
 2004年に新たな医師臨床研修制度が始まって15年以上が過ぎました。この世代の医師は習うことが好きでまじめな方々ですので、学会ではきちんと聴講し、一般演題発表が終わると一斉に拍手をなさいます。まじめなのは良いかもしれませんが、ご自分の頭で考えることができているのかどうか、学会に参加するたびに疑問に思います。
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自分は医師会などで行われる講演会には10年前から一切行っていない。
そのため、日本医師会生涯学習獲得ポイントは毎年0点。
医師会の基準では、自分は最も不勉強な医者らしい。
講演会に真面目に通っている医者はコロナ騒動で講演会がなくなり、どう感じているのだろうか?
自分には全く影響がないけど。

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