日本人にメガビタミンが効かない理由がわかった
「薬に頼らず子どもの多動・学習障害をなくす方法」、カスタマーレビューより
5年前、子供が自閉症スペクトラム疑いと言われた時、心理士さんに外国で行われている栄養療法について質問しました。アメリカではビタミン大量投与で効果が出ている子もいるが体質なのか日本の子供で効果が出ている子はいない。
その理由がこの本に書いてありました。日本人にはビタミンの前にタンパク質と鉄分だったんです。ご飯とパンが好きで肉・魚・卵が苦手な我が子は明らかにたんぱく質不足の食生活をしていたのです。
10日ほど前から食生活の見直しと1日3回のジュニアプロテインを、3日前から鉄分とビタミンを開始しました。すると、プロテインを開始した2日後から、スーパーに行くたびに大量に買わされていた菓子パン・グミを食べなくなりました。休みの日に外出先でグミを欲しがりましたが、家にあるから…と言ったら我慢し、帰宅後も食べませんでした。食べたいと言うよりは癖で買いたくなっただけのようです。
最初は嫌がっていたプロテインも「お薬のむ」と言って朝食時・寝る1時間前・おやつの1日3回(たんぱく質11g×3)自ら飲むようになったので、鉄分とビタミン(錠剤を飲まないのでメグビーミックス)を朝晩2回飲ませ始めました。
言葉が特に問題の我が子ですが、気のせいかもしれませんが、今までしていなかったような表現をするようになりました。小学5年生なのに塾の宿題以外の本は全く読まなかったのが、低学年でも読めるような簡単な本ではありますが毎日読書するようになりました。
そして、最近、私の身体が楽だと思ったら、プロテインを始めてから子供が一度も癇癪を起こしていないんです。わがままを言った時も、説明するとすぐに納得してくれるようになりました。集中出来なくて3時間もかけていた習い事の宿題を1時間以内に終えられるのでゲームで遊ぶ余裕ができ、とても嬉しそうです。
プロテイン・鉄分・ビタミンをとらせるだけではなく、朝ご飯のいちごジャムトーストをバタートーストに変えるとか、ご飯の量を減らして納豆を増やすとか、いつもの食事を少しだけ変えています。大好きなケチャップライスに鶏のひき肉を少しずつ入れ、今はひき肉とご飯半々のチキンライスを食べられるようになりました。ご飯の量も少なくて済むし肉の量も増えるので、チキンライスを作る日が増えています。
今まで肉・魚をあまり食べなかったのでどんな料理を出せば食べてくれるのか試行錯誤の毎日です。
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アメリカ人は日本人の3倍の肉を食べるのでタンパク不足は軽度です。
アメリカを始めとする多くの国では、小麦粉に鉄を入れていますので鉄不足が軽度です。
欧米のオーソモレキュラー本には、鉄タンパク不足の記載は殆どありません。
鉄タンパク不足があると、ミトコンドリア機能が低下し、電子伝達系が機能せず、主酵素も足りていないので、メガビタミンの効果がありません。
日本人女性の鉄タンパク不足は絶望的なほど重篤なので、食事だけで改善するのは極めて困難です。
大人ならプロテイン規定量20g(60cc)*2+キレート鉄36mg*3程度必要です。
プロテインを規定量継続できるようになったら、B50、C、Eを加えます。
お子さんには、体重*0.5gのプロテインで開始し、徐々に時間をかけて増量します。
本で紹介した”ピアノの天才と呼ばれる5歳児”は1年以上かけて体重*2gのプロテインを飲んでいます。
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