貧血持ちの40代後半女性、プロテイン+ATPセットで20~30歳若返る

症例;40代後半、女性。
H29.3、父親が急死後、急に息苦しさを生じ、不安が増大した。
不眠となり食欲も低下。

H29.5当院受診。
元々貧血があるが、鉄剤はムカムカして飲めない。
BUN7.9、フェリチン10。
→高タンパク/低糖質食、Nowアイアン36mg、B50。
ジェイゾロフト25mg+ドグマチール100mg+メイラックス0.5mg+フェルム。

H29.6、
すっかり良くなり元気になった。
卵、肉をしっかり食べている。
元々夏バテしやすい、と言う。
→メイラックス中止。

H29.8、
BUN10.7、フェリチン73。
今年は夏バテしなかった。
→ドグマチール中止、ジェイゾロフト隔日投与に減量。

その後、H30.3よりプロテイン+ATPセットを開始。
現在ジェイゾロフトは中止し、フェルムのみ服用。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
息子の経過、
20代前半、東京の大学に在学し野球部所属。
H30.1頃から”足に力が入らない”、”不安が強く自分の感情をコントロールできない”。
H30.2。当院受診。
食欲はあり、食事は普通に摂取できていると言う。
BUN16.1、フェリチン78。
→高タンパク/低糖質食+プロテイン20g(60cc)*2+ATPセット(Fe、B50、C1000、E400)。
ジェイゾロフト50mg+ドグマチール100mg。

その後、プロテイン+ATPセットを継続し、薬は1ヶ月で終了。
母親によると、プロテインとビタミンを継続して”健康オタクになった"そうだ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
健康自主管理

「うつ消しごはん」、カスタマーレビューより

就職を目前に控えた息子がふじかわ心療内科の診察を受け、持ち帰った物がプロテインとATPセットでした。最初は「なんじゃ、これは」と思いましたが、息子を不憫に思うが故に一緒になって始めた「糖質制限+高たんぱく食+ATPセット」でありました。ところが息子の体調はもとより、こちらの体調まで良くなっていくことは驚きでした。20〜30年は体内の時計が遡ったのではないかと思われます。息子は一人、関東の空の下自立しております。著書名の「うつ消しごはん」とは先生の精神科医としての立場を表すものですが、本書は自分を健康だと思っている人にとっても健康自主管理システム(三石理論)の具体的な手引きとなっています。試みれば体内にサイエンスを感じることができます。生命を実感できます。医療の現場で「三石理論+糖質制限」を実践されている先生の勇気に感謝、敬服いたします。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1年半前の初診時には分子栄養学の知識は皆無だったのに、よく勉強されてよく理解されています。
長年の最重度のタンパク不足で鉄剤が飲めなかったのに、素晴らしい改善。
自分で勉強した人は治りが圧倒的に良いよね。
20~30歳若返ったら、息子と同い年になっちゃうよね。

元記事はこちら