Orthomolecular Psychiatric Treatment(OPT)、その1

The Orthomolecular Treatment of Chronic Diseaseより

OPTを行うことで、酵素反応を是正して、正常な脳代謝に回復させる。
正常分子とは生体に必要な微量栄養素のことを指し、すなわちビタミン、ミネラル、アミノ酸、必須脂肪酸。
(糖質は含まれない)
遺伝子の違いにより生化学的個体差(biochemical individuality)があり、補酵素であるビタミン濃度を2倍、10倍、100倍にしないと、酵素反応がスムースに進まない個体がある。

ポーリングは、微量栄養素の血中濃度が正常でも、血液脳関門(BBB)の透過性低下により、脳脊髄液(CSF)内の微量栄養素の濃度が大幅に低下するのではないかという仮説を立てた。
CSF内の微量栄養素不足により、精神症状を引き起こすと考えられる。
薬物、アルコールなどの毒性化学物質によりBBBの透過率の低下が起こる。

この現象は、血中B12濃度は正常だが、CSF内のB12濃度が低い症例において、B12を投与することにより、精神神経症状が改善した症例があることで支持される。

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