メグビーメールマガジン 2月号 Vol.95(その2)、

「その不足は全身に悪影響」

 手足が冷える、腰が冷える、という感覚が異常に強ければ、これは冷え性といわざるをえない。
 女性の場合、冷え性が更年期障害の一つのあらわれであることが多い。
 体内の熱が、血液の循環によって運ばれていることから考えれば、冷え性の背景に血行障害を想定するのが自然であろう。したがって、冷え性をなおす方法は、血行改善を促進する方法と一致する。
 血行改善をはかるためには、末梢血管を太くすること、血液の粘度をさげること、と二つの条件が満たされれば足りる。末梢血管拡張剤はいろいろあるが、何よりも無難なのはニコチン酸だ。これはビタミンBのなかまだが、アミノ酸トリプトファンから、体内でつくられる。ただし、この代謝は、ビタミンB2、ビタミンB6を、助酵素として要求する。
 したがって、ニコチン酸の服用もよし、良質タンパクとビタミンB2・B6の摂取もよし、ということになる。
 血液の粘度が、それのふくむ不飽和脂肪酸の自動酸化によって上昇するという事実があることからすれば、抗酸化作用をもつ物質は、血液の粘度をさげることになる。
 そこに、冷え性の治療にビタミンEが使われる理由があるのだ。

【三石巌全業績-11 健康ものしり事典 P70より抜粋】
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手足の冷えには、プロテイン+ナイアシン+ビタミンE。
効果がなければ効果が出るまで量を増やす。
E(d-α)2000~3000IUで霜焼けにならなくなった、という話を聞いた。

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