(超基礎編-5)、タンパク不足=窒素不足=尿素窒素(BUN)低値

糖質、脂質はCHO(チョ)
タンパク質はCHONS(チョンス)
当然ながら、糖質、脂質からは、窒素(N)、硫黄(S)がないため、タンパク質は作れない。
つまり、タンパク質は体外から取り込まないといけない。

20種類のアミノ酸全てにNが含まれる。
アミノ酸のメチオニン、システインにはSが含まれる。
S-S結合(ジスルフィド結合)はタンパク質の三次元構造を作るのに最重要。
タンパク質は窒素であり、タンパク不足=窒素不足。

医師国家試験レベルでは、
クレアチニン高値+BUN高値=腎機能障害、
クレアチニン正常+BUN高値=消化管出血などのタンパク質異化亢進。
このことは医者なら誰でも知っている。

しかし、クレアチニン正常にて、
タンパク不足=BUN低値(15以下)、
高タンパク食=BUN高値(20以上)。
このことは医学教育では習わないため、大多数の医者はこのことを知らない。
しかし、”習っていないから知りません”なんて言うのはアフォそのもの。

BUNはアルブミンに比べ、タンパク不足の鋭敏な指標になる。
(腎障害のある高齢者を除く)

女性の鉄タンパク不足患者の多くは、BUN<10。
統合失調症患者の多くも、BUN<10。
自分は高タンパク食を続けており、BUN値は20~25。
まずは高タンパク食で、BUN15以上を目指すべき。

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