自然治癒の健康相談ー18,慢性関節リウマチ(リューマチ)
三石巌:全業績ー6、分子栄養学の健康相談、より
プロテインは、可能ならば体重*1g。
ATPセットメガ量+ナイアシン(ナイアシンアミド)3g。
A、D、Zn、Ca/Mg、Se、レシチン。
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2017.4.5 記事
39歳の主婦、5年前、膝の痛いところを、ハワイ旅行でクーラーにやられてから、膝が動かなくなりました。リューマチ因子が発見され、半年通院して歩けるようになりましたが、さらに半年後に右肩が痛く、手首まで動かなくなりました。針や漢方薬を試しても、ききめがありません。別の病院にかよって注射をしてもらいましたが、湿疹が出たので止めました。
当時、足首が痛くて靴もはけず、駅の階段を上がるのが無理なので、通院のときは、主人が会社を休んで車に乗せてくれました。いまは手首の湿布がとれず、コンセントへのさしこみもできず、字も書けないし、包丁ももてません。
私のアドバイス、
リューマチ因子があれば、これは自己免疫病(膠原病)に属する関節リューマチです。この機序については不明な点が多いのですが、私の仮説が「高タンパク健康法」にありますので、読んでいただければと思います。要するに、その仮説によれば、これらの原因の一つに低タンパク食を想定することになります。そこでまず、食事を高タンパク食に切り替えることが先決条件だと思います。
痛みはストレスをおこしますから、高タンパク食は、その対策として必須のものになります。ついでに、ビタミンCの補給も考えなければなりません。ビタミンEも、少なくとも血液循環の面から必要だと思います。
結局、高タンパク食、高ビタミン食をおすすめします。
その後の経過、
半年のあいだに、少しずつ痛みがうすれてきました。ほとんど外出できなかったのが、買い物に出歩くようになり、好きな編み物もできるようになりました。
病院からはなれるのがこわくて、いまでも一ヶ月に1回、注射にかよっています。自覚症状はほとんどなくなりました。病院では、顔見知りの人たちが彼女に、見違えるほど元気になったのがふしぎだといっています。以前には、死んだ魚のような目をしていたのに、いまではそうではない、といわれるそうです。
現在のこっている症状は、両足の先を開くように負担をかけるときの痛みだけですが、これはあまり気にならないそうです。
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SLEのところでも述べたが、自己免疫疾患はタンパク不足が原因なので、治療には高タンパク食が必須。
高タンパク/低糖質食+プロテイン(体重の1/2)で、体重*1.5g以上は必要であろう。
それに加え、C3g+E400~800IU。
ホッファーによると、ナイアシン(もしくはナイアシンアミド)3gが著効するそうなので、これも併用すべきだろう。
さらに、上記に加えるなら、B50、Zn、A、D3。
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