自然治癒の健康相談ー14,妊婦の風疹

三石巌:全業績ー6、分子栄養学の健康相談、より

糖質はウイルスの餌なのでできるだけ減らす。
糖質制限で風邪を引きにくくなったと言う話はよく聞く。

インターフェロン合成にタンパク質とC。
低タンパクだと感染への抵抗力が落ちる。
Cの量は腸耐性用量の50~90%。
3~10~30g、それ以上。

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2017.3.24記事

1)30歳の妊婦、2歳の男の子が風疹と診断されました。私には何の症状もありませんが、来年3月出産予定なので、胎児が心配です。中絶すべきでしょうか。私も30歳をこえていますので、生みたいのですが。
2)29歳の主婦、一児の母です。現在、妊娠5ヶ月目です。1ヶ月前に足にブツブツがでてかゆいものですから診察してもらったところ、妊娠中毒症だから心配はいらない、とのことでした。ところが、最近また全身に小さなブツブツができて、かゆくて困っています。風疹ではないでしょうか。

私のアドバイス、
 分子生物学の立場からの発想は、このような場合、とくに積極的です。風邪同様、風疹もウイルス感染症ですから、そこに的をしぼります。
 もっとも、2)の場合のように、風疹かどうか不明であれば、むろんそれなりの対策がなければなりません。皮膚科の先生の診察を受けるのが常道でしょう。しかし、即刻しかるべき専門医の診察を受ける便宜があるならともかく、二、三日ぐずぐずしているのだったら、まずビタミンCを、と私は考えます。それは、ウイルス攻撃もさることながら、妊娠というストレッサーを頭においての対策のつもりです。
 妊娠がストレスをおこしているところに、風疹の心配が加わったら、いわばダブルパンチです。わるくすれば、そのストレスが風疹の形をとらないとはかぎらないと思います。
 ビタミンC大量投与の急先鋒はアメリカのクレナーですが、彼にいわせれば、ウイルス感染症にかかった体重50kgの成人には、2~4時間毎に3.2~11.0gが必要ということです。そこまでやれば、ウイルスは発育も増殖もできなくなる、というのです。
 むろん、ここには個体差の問題が隠れているわけですから、いざ実行となったら、各自に適切な判断をしなければなりません。ただ、大量にとるにこしたことはない、という原則はあります。ビタミンCをとりすぎたところで、せいぜい下痢ぐらいのもので、心配は無用です。
 1)の場合にも、風疹と診断されたら、すぐにビタミンCをやるのが正しいと思います。
 また、2)には妊娠中毒という病名がでていますが、これにもビタミンCが効いた、という報告があるのです。
 妊娠は、とにかくストレスをおこしているのですから、風疹の心配をする前から、高タンパク食とビタミンCとを心がけるべきだと思います。
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ウイルス感染症予防には、普段から高タンパク食+Cでインターフェロン合成機能を高めておくことが必要。

ウイルス感染症の初期には、Cの大量服用。
1時間ごとに1~2gを5~10回。
20~50gの大量服用が出来ればウイルスのDNA,RNAを切断できる。
Cの大量服用でお腹が下る量がその人の最大服用量。

ホッファーの本では、普段は2~3gしかCを飲めない人でも、ウイルス感染症時にはその2-3倍服用してもお腹を下さないそうだ。
つまり、Cを服用できる最大量は体調により変動する。

あまり量が飲めない人には、C点滴が良いはず。
ウイルス感染症に対して、陶板浴+C点滴が最強。

元記事はこちら

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