自然治癒の健康相談ー8,ニキビ

三石巌:全業績ー6、分子栄養学の健康相談、より

高タンパク食+E(d-α)400IU。
低糖質にするのも効果があるはず。
B50*2、C3g、A25000IU。
あと、ナイアシン、Zn。

ーーーー
2017.3.10 記事
結婚前の女性;3年前からニキビができはじめました。結婚前で、悩んでいます。皮膚科、内科で受診し、食事や化粧品に注意してきましたが、一進一退です。

私のアドバイス、
 性ホルモンは16種あって、そのうち10種は女性ホルモン、6種は男性ホルモンです。副腎皮質は、この16種の全てを作ります。そのうえに、男性では精巣が、女性では卵巣が、主として性に特有なホルモンを作って追加します。それで、男では男性ホルモンの割合が、女では女性ホルモンの割合が大きくなります。ここには、性ホルモンのバランスがあるわけです。ニキビが、そのホルモンのバランスが崩れたしるしであることは、専門医の診断でおわかりでしょう。
 そこで、性ホルモンのアンバランスをとりもどす方法があれば、それがニキビの治療法のヒントをあたえることになるはずです。
 ところで、性ホルモンの原料はコレステロールです。それがまず、黄体ホルモン(プロゲステロン)という一種の女性ホルモンに変わるのです。それは、男でも女でも同じことです。そしてその代謝は、副腎皮質でも、精巣でも、卵巣でもおこります。
 こうしてできた黄体ホルモンは、二つの道をたどります。一つは、副腎皮質ホルモンのコーチゾンやコルチゾールに変化する道、もう一つは、男性ホルモンのテストステロンに変化する道です。そして、このテストステロンの一部は、さらに女性ホルモンのエストラジオールに変化します。
 性ホルモンの出発点は黄体ホルモンです。だから、これの製造に骨が折れるようでは、バランスなどはありえないでしょう。
 コレステロールが黄体ホルモンに変化する反応には、ビタミンEが必要です。だから、ビタミンEが不足だったら、性ホルモンのバランスは難しくなります。そこで、ニキビに対して、ビタミンEの服用が考えられることになります。
 ビタミンEの血中濃度を調べてみると、異常に低くなる時期が二つあります。一つは、思春期、一つは更年期です。ニキビは、思春期にもありますが、更年期にも例があります。
 ビタミンEについてですが、この場合はホルモンが目当てですから、天然品の方が合成品より良いはずです。およその必要量は400IUぐらいと思いますが、それより少なくても効く場合もあるでしょう。
 なお、皮膚はかなり更新のはやい組織ですから、タンパク質や、皮膚の代謝に必要なビタミンB2、C、A、B6などが不足しては、なおるものもなおらないでしょう。日常の食生活を点検して、これらの補給にぬかりがないかどうか、確かめて下さい。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
やはり高タンパク食+E400IU。
それに加えて、A、C、B50コンプレックス。

ホッファーはニキビに対して、ナイアシン3g+C3g+B6+Znと言っている。
これは統合失調症の治療と同じ。
神経も皮膚も同じ外胚葉由来なので治療も同じと書かれており納得。
 
元記事はこちら



{3D50D5ED-F3CC-43A9-BAEF-6CB369C5E9A3}