三石巌:全業績6,分子栄養学の健康相談を4年ぶりに読んでいます。もの凄く面白い!

この本の中に、「自然治癒の健康相談」という項目があり、69例の健康相談例が記されています。
このものは、朝日新聞、毎日新聞に連載された実際の症例です〔メグビー社長もそう言われていました)。

読者が、”○○で苦しんでいる、△△で困っている”と投稿し、それに対して、”専門医の診断”と、”私のアドバイス(三石先生のアドバイス)”で答えるという形になっている。
専門医は、大学教授もしくは国公立病院部長クラス。
専門医の診断と、三石先生のアドバイスがあまりにも大きく異なっており、仰天する。

4年前に読んだ時は、自分はまだ十分な知識がなくて、三石先生のアドバイスを見ても、”本当にこれで良くなるのだろうか?”などと感じていた。
最近、「ビタミンCのすべて」、「ビタミンEのすべて」を何度も読み返し、全てを頭の中に叩き込んだ。
4年ぶりにこの「自然治癒の健康相談」を読んでみて、三石先生の言われていることが非常に納得できて、もの凄く面白い!

この本が書かれたのは35年前なので、その頃はまだ糖質制限という言葉さえなかった時代。
三石先生のアドバイスはどれも、高タンパク、メガビタミン(特に、C、E大量)、適切なミネラル、適切な必須脂肪酸。
疾患の種類によって、量の強弱をつけるのみ。
これでどんどん自然治癒しており、とても素晴らしい。
現代風に言うと、「質的な栄養失調」の改善と同義です。
質的な栄養失調=糖質過多+タンパク不足+脂肪酸不足+ビタミン不足+ミネラル不足。

それにしても、専門医の診断がマヌケで的外れぶりがあまりにも無残。
まあ自分も4年前まではそのレベルだったのだからあまり大きなことは言えませんが。

今の医学教育は、”慢性疾患は原因不明”なので根治療法はない。
だから、”適切な対症療法を行う”という誤ったパラダイムの教育をしている。
実際は、「質的な栄養失調」を改善すればいくらでも完治可能だと確信しています。
医学部ではウソばかり教えており、治せない医者を大量生産している、と言うことです。
三石先生のような「自然治癒の健康相談」ができるようになるのを目標としています。

現在、「基礎から学ぶビタミンE」、を連日、記事にしています。
難解なので脱落者多数。
しかし、これをきちんと理解できていないと三石先生のアドバイスの意味が理解できないので継続します。
計16回の予定です。
毎日ビタミンEの話ばかりだと飽きてしまうので、「基礎から学ぶビタミンE」と、「自然治癒の健康相談」の記事を隔日で交互に公表する予定。

元記事はこちら


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