15-50歳日本人女性の99%に鉄不足がある、しかし99%の医者はそのことを知らない

欧米の栄養療法の本には鉄不足に関する記載がほとんどありません
むしろ鉄過剰症への懸念が書かれています
https://www.facebook.com/tokumi.fujikawa/posts/683476941768633?pnref=story
https://www.facebook.com/tokumi.fujikawa/posts/686716171444710?pnref=story
やっとその理由が分かりました
欧米では日本人の3倍の肉を食べる
そして、欧米の50カ国以上では小麦粉に鉄を入れてある

すなわち、欧米では鉄タンパク不足が非常に稀なのです
栄養療法の本も鉄タンパク不足が稀であることを前提に書かれている
日本の医学教育においても欧米の考え方を取り入れているため、鉄過剰症の懸念を教えられ、鉄イコール危険という考え方を刷り込まれる

日本では欧米諸国と異なり小麦粉に鉄を入れていない
貴重な鉄補給源だった鯨を食べなくなった
15-50歳の日本人女性では、
99%でフェリチン100以下
80%でフェリチン30以下
40%でフェリチン10以下
ほとんど全員深刻な鉄不足を呈している
この鉄不足は日本特有の問題です
そして、99%の医者はこの事を知らない
そのため、行政も動かない

当院で鉄剤投与している患者が他院を受診すると、”貧血はないのだから鉄剤を飲む必要がない”などと言われてしまう
鉄は、赤血球合成に必要ですが、それ以外に、
1)神経伝達物質であるセロトニン、ドーパミン作成の際の補酵素になる
2)活性酸素スカベンジャーであるカタラーゼには鉄が必須
3)ミトコンドリア膜にある電子伝達系には鉄が必須
99%の医者はこの事を知らない

鉄不足の治療には鉄剤、ヘム鉄に加え、動物性タンパクをしっかり摂取することが必要です
赤身の肉、赤身の魚、の赤はミオグロビン、すなわち鉄です
ほうれん草やプルーンでは鉄はほとんど補給できません

詳細はノートを参照
https://www.facebook.com/notes/%E8%97%A4%E5%B7%9D-%E5%BE%B3%E7%BE%8E/%E5%A5%B3%E6%80%A7%E3%81%AE%E3%81%86%E3%81%A4%E3%83%91%E3%83%8B%E3%83%83%E3%82%AF%E3%81%AF%E9%89%84%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%91%E3%82%AF%E4%B8%8D%E8%B6%B3%E3%81%8C%E5%8E%9F%E5%9B%A0%E3%81%A0%E3%81%A3%E3%81%9F15-50%E6%AD%B3%E5%A5%B3%E6%80%A7%E3%81%AE80%E3%81%AF%E9%89%84%E4%B8%8D%E8%B6%B3/749102771872716?pnref=lhc



元記事はこちら