新薬の二重盲験試験は信用できない~新薬のデータは捏造されている~ (2016.1.4)

二重盲検法とは、特に医学の試験・研究で、実施している薬や治療法などの性質を、医師(観察者)からも患者からも不明にして行う方法である。プラセボ効果や観察者バイアスの影響を防ぐ意味がある。この考え方は一般的な科学的方法としても重要である(ウィキペディアより)

二重盲験法により証明されていない治療法は非科学的であり、全てインチキ治療だと主張する医者が多い
しかし、世に出回っているいわゆる”エビデンス”と言われている、二重盲験試験の結果は実はインチキだらけで捏造されている

二重盲験試験を行うためには膨大な費用と時間を要する
すなわち、新薬を発売するためなどの明らかな目的がないと実施できるようなものではない
忙しい臨床医が新しい治療を思いついたからといってできるような代物ではない
ディオバン事件以来、新薬のデータは殆どインチキで捏造されていると考えるのが妥当

最も一般的な二重盲験試験は製薬会社が行う新薬の第3相試験(治験)
新薬が厚労省に認可されて世に出るためには、少数の健常人に投与する第1相試験、少数の患者に投与する第2相試験、多数の患者に投与する第3相試験、がある
第1相~第3相試験において、安全性が証明でき、かつプラセボや従来薬を上回る効果があれば、新薬として認可される

自分も数年ほど前までは、治験は医学の進歩に役立つものと信じて疑っていなかったため、第3相試験は積極的に受けて行っていた
4年ほど前からはそのカラクリに気づいたので治験は全て止めた

そのカラクリとは、データ集計は結局製薬会社自身が行っており、治験に協力している医者にはその過程と全容は全くどうなっているのかわからない
製薬会社はどうしても新薬を認可させたいと考えているので、新薬に有利なようにデータ操作を行っていると考えるのが妥当
ディオバンに限らず全ての新薬のデータは捏造されておりインチキのはず
実際に新薬が発売後に、製薬会社が新薬のパンフレットで主張しているほど効かない薬が多く、予想もしない副作用が出ることも多い
しかし、殆どの医者は製薬会社のパンフレットの内容を信じて疑っていない
製薬会社側としては、”データなんていくらでも操作できる””医者なんてすぐ騙せる”と考えているはず
医者は製薬会社に馬鹿にされている

医者の自宅には頼んでもいないのに、”メディカル トリビューン”という医学情報誌が定期的に送られてくる
内容は、新薬の宣伝、新薬のエビデンスをヨイショする大学教授のコメント、新薬への期待を述べる医者達の座談会、など
先日届いた同紙に抗うつ薬サインバルタの広告があった
それには、”サインバルタで寛解を目指す”との大きな見出しと、それをヨイショする大学教授のコメント
患者は寛解を目指しているのではなく、完治を求めているはず
本当にウンザリする
でも殆どの医者はその内容を真に受けて”これが最新の科学だ”と信じて疑わないのだろう

下記記事も参照を
製薬会社は患者に治って欲しいなどと思っていない
https://www.facebook.com/tokumi.fujikawa/posts/796041260512200?pnref=story
新薬長期投与の危険性については製薬会社も把握していない
https://www.facebook.com/tokumi.fujikawa/posts/803394443110215?pnref=story
治せない研究はいらない、治す研究をしたい
https://www.facebook.com/tokumi.fujikawa/posts/831848203598172?pnref=story
医学部ではウソばかり教えている
https://www.facebook.com/tokumi.fujikawa/posts/861815347268124?pnref=story
ほとんどの医者は製薬会社の言いなりになっている
https://www.facebook.com/tokumi.fujikawa/posts/868979603218365?pnref=story