質的な栄養失調に介入しない現在の医学はマヌケで根本的に間違っている (2016.4.1)

質的な栄養失調は新型栄養失調とも言われる
すなわち、糖質過多=必須アミノ酸不足+必須脂肪酸不足+ビタミン不足+ミネラル不足
これは、先進国でも多くの人に認められる
実際、15-50歳女性のうつ、パニックの80%は鉄タンパク不足が原因

しかし、現在の医学においては、「先進国の人は全員、栄養は満たされている」ことが前提になっている
つまり、栄養失調はないことになっている
だからマヌケな医療になるのだ
食事指導で行われるのは、「質」ではなく「量」、つまりカロリー制限
「質」を変えるという発想は皆無で、とにかく「量」を減らせと言う

医学教育ではこのことは全く教えないので99%の医者はこれに気付いていない
特に、大学病院、国公立病院などの基幹病院に勤務している医者は全員誰も気付いていない
この論理だと現在のヒエラルキーのトップである医学部教授が一番マヌケということだ

しかし、これが根本的に変わるのは現実的にはかなり困難だ
殆どの医者が製薬メーカーの言いなりになっており、洗脳されているからだ
製薬メーカーの資金援助なしに医学研究はできない構造になっている
だから、新薬をヨイショするようなインチキ論文だらけになるのだ

栄養を改善するだけで病気が治れば薬が売れなくなる
実際、当院でも鉄タンパク不足が改善すれば抗うつ薬が必要となくなる人が多数
全ての精神科医がこういう治療をすれば抗うつ薬メーカーは困ってしまうだろうね
糖尿病、高血圧、ガン、膠原病も治ってしまうと全ての製薬メーカーは困るだろうね

正確な知識を持ってきちんと実行すれば直せると思う