カロリーという言葉は死語、必要栄養量はプロテインスコア換算の蛋白質量
糖質は体の構成成分にならない単なる燃料
蛋白質は、一部は糖新生により糖質になるが殆どは体の構成成分となる
このように機能が全く違うのに同等に扱うのがカロリー理論
ブドウ糖1g=4Kcal=蛋白質1g、なんてまるで理論になっていない
車の燃料ガソリンと、エンジンを構成している鉄を同等に扱うのと同じ
ガソリンと鉄は同じだ!と言うなんて誰が見ても無茶苦茶な暴論
糖質と蛋白質が同じだ!と言うなんて誰が見ても無茶苦茶な暴論
今時、カロリーと言う言葉を使う専門家は相手にしない方が賢明です
カロリーという言葉は既に死語です
栄養の指標としてはプロテインスコア換算の蛋白質量が良いはず
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プロテインスコア
アミノ酸スコア以前に使われていたスコアですが
三石巌氏の著書「医学常識はウソだらけ画像」によると
分子レベル的にはこちらを重視するべきだそうです。
アミノ酸スコアより評価が厳しく、スコア100は卵としじみくらい。
100 鶏卵、しじみ、あみ
96 レバー(鶏)、さんま
94 レバー(豚)
90 豚肉、いわし、ぼら、まぐろ
88 レバー(牛)、あじ、あさり
86 さけ、いか
85 鶏肉
84 ロースハム
83 チーズ
79 牛肉
78 精白米
76 里芋、ウィンナー
74 柿、そば粉
71 海老、かに、魚肉ソーセージ
69 わかめ、ごま、麦
56 小麦粉、大豆
50 凍豆腐
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各食材の含有蛋白質量(プロテインスコア100換算)
*プロテインスコア100換算にて最低量、毎日体重の1/1000の蛋白質摂取が必要となる
45kgの人なら45g、朝昼晩15gづつ
60kgの人なら60g、朝昼晩20gづつ
75kgの人なら75g、朝昼晩25gづつ
発育期の人、アスリートならその1.5-2倍が必要
蛋白質は体内に蓄えられないので毎日の確実な摂取が必要
蛋白質10g摂取のための必要量
牛肉 65g
豚肉 83g
鶏肉 55g
羊肉 68g
チーズ 50g
イワシ 63g
サケ 58g
サンマ 52g
アジ 56g
カジキ 48g
エビ 86g
たらこ 60g
卵 79g(1.5個)
味噌 160g
豆腐 330g
牛乳 470g
コーンフレーク 690g
米飯 650g
食パン 280g
うどん 690g
そば 360g
オートミール 100g
ジャガイモ 1097g
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プロテインスコア換算において、
蛋白質20g
=卵3個
=米1300g
=うどん1380g
当たり前ですが、米、うどんを食べると酷いタンパク不足になるのが一目瞭然
食べれば食べるほど栄養失調になる”栄養ドロボー”