古川憲司:ケトン食ががんを消す

ケトン体1000以上にすればがんが消退するという画期的な内容の本でした。
一部内容的には自分と意見の合わないところもありました。
1)動物性飽和脂肪酸、特に牛肉を控えろという点、2)中鎖脂肪酸は勧めているが、バター、生クリームへの言及がない点。
しかし全体的には色々な栄養素を網羅しており良書だと思います。

自分が推奨するのは下記、「新・もしがんになったら」
https://www.facebook.com/tokumi.fujikawa/posts/993549307428060
この方法の特徴は、
1)乳酸を溜めず、ピルビン酸をアセチルCoAに完全代謝するため、ビタミンB1を強化している点、つまりベンフォチアミン(脂溶性B1)+B50コンプレックス。
古川先生の本では糖質を減らすと、がん細胞が糖質耐性を獲得して乳酸を燃料とするようになると書かれていました。
ピルビン酸の完全代謝はとても重要だと考えます。

2)鉄及びミネラル処方を重視していること。
Zn、Mgはクエン酸回路の補酵素で、ケトン体を上げるためには重要です。
”パラダイムシフト好きの外科医”さんのブログでは、がん患者では低フェリチンの人がとても多いと書かれています。
がんになったから鉄が低いのか、鉄不足で好気性解糖機能低下となりがんになったのかは不明です。
鉄不足では電子伝達系の機能が低下するのでケトン体が上がりにくいはずです。
しかし、今までのがん治療では鉄不足がすっぽり抜け落ちていると考えます。
大多数の医者は鉄は怖いものだと信じ切っているからです。

上記に追加するサプリは、Nowウルトラオメガ3、ピューリタンズ プライド ビタミンD10000IU、Nowセレニウムなど。

【 徹底した糖質制限でガンと闘うコータ君 】、応援しています。
 https://www.facebook.com/mariko.thompson.1/posts/984576164984341?pnref=story

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