絶食時に使用する「B100カクテル点滴」、「新マイヤーズカクテル点滴」を開発しました
水野先生に先を越されちゃったよー、と言うことで本日公開。
点滴療法研究会推奨のマイヤーズカクテル点滴
https://www.iv-therapy.org/g_info05.php
有効成分
ビタミンC (アスコルビン酸)4200㎎
ビタミンB1 (チアミン)100mg
ビタミンB2 (リボフラビン)2mg
ビタミンB3 (ニコチン酸アミド)40mg
ビタミンB5 (パントテン酸)104mg
ビタミンB6 (ピリドキシン等)104mg
ビタミンB12 (ヒドロキソコバラミン等)1mg
グルコン酸Ca 300mg
硫酸Mg 1200mg
7,000円~15,000円が平均的な料金設定だそうです。
経口サプリメントののBコンプレックスは、B1=B2=B3=B5=B6と同様量となるよう設定されている。
マイヤーズカクテルは、B2、B3が極端に少なくバランスが悪くセンス悪い。
B100点滴を処方薬で組み上げたら良いことになる。
Cは別途用意するため、B群とMg。
ビタノイリン1A=B1,100mg、B6,100mg、B12、1mg、薬価128円
フラビタン1A=B2、20mg、薬価66円
ナイクリン1A=B3、50mg、薬価93円
パントシン1A=B5、200mg、薬価58円
フォリアミン1A=葉酸15mg、薬価94円
B群は水溶性ビタミンなので過剰投与の副作用はない。
「B100カクテル点滴」=ビタノイリン1A+フラビタン5A+ナイクリン2A+パントシン1A+フォリアミン1A、薬価696円。
後はMgを加えれば良い。
硫酸Mg補正液、1mEq/ml、20ml、薬価93円
これMg何mgに相当するのだろう。
どうやって計算すれば良いのかよく分からない。
FBFの山本越郎さんにお願いして調べてもらいました。
細かい計算式は省きますが、硫酸Mg補正液1本=Mg240mg 。
山本さん本当に有り難うございました。
Ca:Mg=1:1、Caは余計なのでそれを割り引く。
硫酸Mg補正液4本=Mg960mg。
「B100カクテル点滴」+硫酸Mg補正液4本=「新マイヤーズカクテル点滴」。
薬価1068円。
あくまでも絶食時に使用する点滴です。
普通に食べられる人はB50コンプレックス2錠+マグミットでいいじゃん。
有り難がってマイヤーズカクテル点滴を受ける人、単に情報弱者だと思うけど