仕事中 なんだか上の空で
空を 沢山見た
仕事が終わって
自分の車に 乗った瞬間
じんわりと視界がぼやけた
行けないって言ったケド
お通夜に行こう
帰って、スーツを着た
香典を包んだ
香典袋に
名前が書けないとぐずった
視界は、まるで水の下にいる様で
下を向いて字を書いたら、上から涙がおちそうだった
アイメイクが落ちる
っつぅか、金欠の時に
金出させやがって
馬鹿野郎が。。。
言いながら、書いた
昨日連絡した友達と待ち合わせ
時間もあったし、チケットも買ってたから
ライブに行った
地元で
今、一番好きなバンドのライブ
一昨日まで、あんなに笑顔で
飛び跳ねてたライブ
なんでだろう
涙が止まらなかった
凄く幸せな曲なのに
ほっぺたを涙が流れ続けて
いつも 汗を拭くのに
涙を吹く為だけに
タオルを使った
途中で
待ち合わせの時間になったから
出た
友達に会って
一緒に車で行ってる最中
ずっと笑ってた
アイツは、本当に
大馬鹿者だ
と。
一番綺麗な顔で
笑顔で送ってやると。
アィツ エロかったから
ヒョウ柄の下着着てた私。
何故だか、友達も
馬鹿が好きだと言った下着を着てた。
全部全部 アイツの為
黒縁メガネを
かけた私は
AVの女教師の様で。
それさぇも、今日だけは
ァイツの為。