ネオコン(新保守主義)とは、アメリカの保守系の勢力の一部を構成する「国際政治へのアメリカの積極的介入」「アメリカの覇権を重視」「アメリカ的な思想を世界に広めること」などを信条とする勢力のこと。
かつてはネオコンは共和党とされてきた。しかし、現在、状況は異なり、オバマ-バイデンの民主党政権がネオコンとされている。
それはなぜ起こったか?
実は現在国務省No.2ヴィクトリア・ヌーランドの夫、ロバートケーガンこそがブルッキングス研究所「ネオコンの論客」と呼ばれる人なのである。そして彼の父はケーガニズムの家長、ドナルド・ケーガン。マルクス主義者である。
ロバートの弟、アメリカン・エンタープライズ研究所のフレデリック・ケイガンとロバートはジョージ・W・ブッシュ政権時代には
「新アメリカ世紀プロジェクト」
(Project for the New American Century, PNAC)や
「フォーリン・ポリシー・イニシアティブ」といったシンクタンクを通じて大きな影響力を持っていたが、トランプ政権になり、共和党と距離をおいた。
ロバートケーガンは元々共和党、ネオコンのジョン・マケインの外交政策顧問を務めたが、その後民主党のヒラリークリントンやジョンケリーの外交顧問を勤めらようになった。
つまり、民主党のヒラリーやケリーもネオコンなのである。
元ウクライナ大使、馬渕睦夫氏による解釈によると、ネオコンは共産主義者である。
ネオコンはトロッキーの末裔。
トロツキストらはソ連で生まれ、スターリンと権力闘争で敗れて外国へにげた。アメリカで花を咲かせ、現在のネオコンの牽引者達となる。
その中で力を持ったのは故ズビグニュー・ブレジンスキーであろう。
ブレジンスキーがカーター大統領の外交政策アドバイザーとして就任し、アメリカの外交政策に影響力を持った。その弟子チェコスロバキア出身ユダヤ人オルブライトはユーゴスラビアを無茶苦茶にした人間。
(因みにオルブライトの教え子には河野太郎や山本一太がいる。)
そしてオルブライトと共に「対露強行路線」を取ってきたのが、現バイデン政権国務長官のアントニー・ブリンケンと、2014年マイダン革命中にその後のウクライナ政権の人事をどうするかの会話を盗聴されて有名になったヴィクトリアヌーランド、ロバートケーガンの妻である。
ネオコンが共産主義である事は、ケーガニズムの父、ドナルド・ケーガンがマルクス主義者である事で証明されている。
2022年に英国圏で流行ったゲーリーガーストルの「新自由主義の終焉」中で、新自由主義の根幹は"多元主義と世界主義"とある。つまり、新自由主義はグローバリズムでなのである。
共産主義者の彼らは何とかして紛争を起こし、世界統一に持っていこうと未だに考えているようだ。
ネオコンはDS(ディープステート)の実践部隊であり
東欧のカラー革命 2003年〜
アラブの春
の背後にいたのはこのネオコン達であった。
現在、ダボス会議で推し進められているグレートリセットは、世界統一政府、ワンワールドを作ろうとしている。それはまるで、ジョージオーウェルの書いた小説「1984」のディストピアの世界。全体主義、共産主義の監視世界である。
つまり、彼らネオコンこそがディープステートであり、共産主義者であり、グローバリストなのである。
オバマを大統領に育て上げたブレジンスキーは オバマ政権の最高顧問となり、ホワイトハウスに強大な影響力を有していた。
その後バイデン政権は人事・政策ともに、オバマ政権を継承。
オバマ、バイデンもまたネオコンなのである。