前編はこちら

 

後編です。

④千代田線内での折り返し容量、常磐緩行線との兼ね合い

千代田線でも当然増発が行われることとなりますが、増発した分の列車を常磐緩行線に入れるのか、千代田線で折り返すとしたら綾瀬&北綾瀬の折り返し容量は足りるか、車両基地経由の折り返しや湯島での折り返しという応援は必要か?ということです。

 

⑤C千代田線直通列車のOH05C01代々木上原通過は不可能

提示していたダイヤを見ると、C千代田線直通列車の代々木上原通過がありますが、OH05C01代々木上原はOH小田急線とC千代田線の境界駅のため、C千代田線のすべての列車が停車します。一見通過に見えるC千代田線直通のロマンスカーも、乗務員交代のため運転停車します。

このため、C千代田線直通列車のOH05C01代々木上原通過は不可能です。

 

⑥立席と着席の値段差について

そのことを書いている部分

 

 

案自体は非常にいいと思いますが、朝ラッシュ時間帯は混雑するため、シートが出てくるところにまで人が立って、実質的にかつてJR東日本の一部路線やDT東急田園都市線などにあった6ドア車の座席格納機能みたいな感じになると思います。

次に、利点について考えてみようと思います。

❶混雑が緩和される

現在、朝ラッシュ時間帯は停車駅が少ない快速急行に利用者が集中するという問題点がありますが、千鳥停車を行うと、列車ごとの所要時間が平均化され、混雑も平均化するということです。

❷一部の駅を通過することで全体の所要時間が短縮される

ということです。

小田急線ユーザーを中心に結構な反響が予想されますが、ぜひコメント、フォローお願いします。