ある日、東洋経済オンラインの記事を読んで気づいたことをまとめてみました。

ここでの「記事」は、東洋経済オンラインの小田急「複々線後」の新ダイヤは十分ではないという記事のことです。

↓最初のページ

↓提示していたダイヤの案

 

 

 

①C千代田線内での千鳥停車の必要はなし。

記事での緩行線のダイヤでは、C千代田線内でも千鳥停車が行われていますが、C千代田線内で行う必要はないです。理由は、C千代田線(というか地下鉄路線)は数駅の利用も多く、千鳥停車を行うと、そのような利用者が非常に不便になるからです。また、千鳥停車は利用者が1つのターミナルに集中、あっても数個のターミナルに集中する場合に便利ですが、都心の地下鉄路線のように、流れが複雑な場合は不便です。(各駅停車をこれまでと同じ本数で別に設定するならいいと思いますが)

 

②途中駅間の移動が不便

例えば、OH11経堂からOH09梅ヶ丘に行く場合、ラッシュピーク時間帯の各駅停車は3-7分間隔で毎時12本設定されていますが、記事での案は、8分間隔になっています。他に千鳥停車を行っているSI西武池袋線やHS阪神本線では日中と同じ停車駅の列車が設定されていますが、記事での案では設定されていないため、このように不便になっています。

 

 

③増発用の車両はどこに留置するのか

記事での案では大増発をすることになりますが、増えた分の車両はどこに留置するのかということです。小田急は保存車両をすべてロマンスカーミュージアムに移設またはすべて解体とすればなんとかなるかもしれませんが、メトロはほぼお手上げです。

後編に続きます。