クレームが起きる理由については色々と有ると思うのだが、各店それぞれ言い分があると思いますのでここではそこに触れない事にします。
じゃクレームを無くすにはどうすれば良いのかと考えると
上司が詰める、会議等で対策を話し合う、事例の共有、ペナルティを与える等々、色々と有ると思いますが、クレームを起こした本人、又はその店の頭がクレームが起きる事の意味を分かってないと抜本的な対策にはならないのかなぁと思います。
どんなに、上司が「お前の店舗はクレームが多いから売上が下がった」とか「クレームが入るって事は営業状態が悪いんだ」とか言っても実際に店長たちはピンときていないでしょう。
じゃどうすれば良いかというとクレームによるデメリットを定量的に見えるようにして考えさせるという事
「このクレーム1つで〇〇万円の売上が逃げた」とクレームを数値化する
例を上げると
みたのクリエイトの田野社長が以前かいていたブログから抜粋
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マーケティング用語で1:29:300の法則というものがあります。
ハインリッヒの法則という経験則の一つです。
これは1件の重大なクレームの裏には29件の小さな顧客クレームがあり
その裏には300件のクレームと認識していない潜在的なクレームがある。
またサービス業で言うと不満を持ったお客様のうち4%しかクレームとして言わない。
という統計があります。
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これをけんに当てはめてみると
1件の重大なクレーム(本部クレーム)の裏には
29件の軽度のクレーム(店舗へのクレームやCCへのお叱り)が有ると言う事。
ここまでが実際に入るクレーム。
4%で29件のクレームが有るとすると不満を持っているけど口に出さないお客様が
29件÷0.04%=725件
沖縄店の平均組構成人数の2.6名で計算すると
725組×2.6名=1885名
1件の本部クレームの裏に1885名のお客様が小さな不満を抱えて帰る。
不満を持って帰ったお客様がもう一度来店してくれるのはかなり難しい。
一般的に飲食店のリピート率は30%前後と言われているので
可もなく不可もない営業だったとすると
(もちろん感動を与えるとさらにリピート率はあがります。)
1885名×30%=565名
565名の再来店に平均客単価の1100円をかけると
565名×1100円=621500円
やばいっしょ1件の本部クレームが起きるとその裏で60万の売上が吹っ飛んでいる可能性が有るって事。本部クレームなんて貰ってられないよね!
さらにクレームの原因の費用対効果を考える
人員が足りなく回っていないというクレームの場合
その足りない使用時間数×平均時給を使ったことによるL値の圧迫よりも
絶対にお客様へ不満を持たせる事によって減少する売上により圧迫する%の方が高い。
商品の品切れやサラダバーのクオリティへのクレーム
商品をケチる、もしくは品切れを起こすほどギリギリの発注によって抑制する原価よりも
売上の上昇によって原価を落とす事のほうがみんなハッピー
さらに品切れに関しては皆とれたはずの売上の機会損失をよく言いますが、他の商品を食べるお客様がほとんどだと思いますので売上の機会損失の問題よりも食べたいものを食べれなかった期待損失の方が問題だと思いますよ!
(自分にに置き換えて考えてみてください、今日はサーロインステーキを食べようと決めて楽しみに車で15分もかけて食事に行き、品切れですと言われるとむかつかないですか?自分なら激怒です。複数、品切れがあると2度といきません。)
品切れクレームを何度ももらう店は考えた方が良いですよマジで
人員、商品どちらのクレームに関しても売上予測の精度で大きく左右されます。
ですので日別予算をみて平日毎日同じ予算の店舗を見ると大丈夫?と思っちゃうんですけど、曜日変動指数等、色々あると思うので活用したほうがよいのでは
本部クレームを見てみると当たり前の営業をしていればまず起きないクレームがほとんどだと思うので
背伸びして100点を目指すのではなく全卓60点をまずはとれるようにしてから感動を取りにいきましょう。
不満を持ちかえさなければ業態力は文句なしだと思うので!
田野社長も書いていましたが
1885名の新規顧客をつかむのは困難です
1件の本部クレーム=29件の店舗クレームを無くすことによって同じ効果が得られるならどちらが
生産性が高いか考えなくても分かるはず。
いちいち難儀をしないで楽しく仕事しようってお話!
追記
売上のない店舗の店長が偉そうな事をいってすいません
むかついた店長はどうぞ直接電話してください。