日本 散骨と伊勢神宮 | teruのオーストラリア田舎暮らし日記

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オーストラリアの超田舎町に住むteruのブログです。
日本人一人いないショッピングセンターも信号もない超田舎町に夫と息子の3人で住んでいます。
2010年12月に産まれた息子タイタイのことをメインに子育てのこと、海外生活のことを書いています。

散骨当日の日の出。良い日になりそうです。

ホテルでの朝食を済ませてからマリーナまで。鳥羽のマリーナは駐車場が多くてちょっと戸惑いましたが人も車も少なかったので動きやすかったです。

母の遺言では太平洋に撒いてとのこと。太平洋だと私が住むオーストラリアまでも繋がってる海だから行きやすいからと。最初は母が産まれた町も海に面しているのでその辺りが良いのかと思ってたら、あそこは湾になってて出るの大変そうだから嫌って。鳥羽ならまぁOK。当日、散骨を承って下さる会社の方から乗船前に話があって、この日は風向きの関係で太平洋の方だと少し揺れる可能性があります。島の反対側だと少し内湾になりますが揺れは少ないですけどどうしましょうって。

妹は一歳の子もいるし叔父叔母は高齢だから私は皆が集まってくれたんだからどっちでも良かったのですが、母の弟である叔父さんが遺言通り太平洋の方がいいんじゃないの?と一世を挙げてくれたので太平洋の方に決定しました。

参加者が揃ったので乗船。

目的地までは約30分。
献酒とお花、そして散骨用に砕かれて水溶性の紙に個装されたお骨が4袋。

目的地に着くと船に備え付けられていた鐘をならして下さり説明を受けて散骨開始。
最初は献酒から始まり、

お骨の袋やお花、そして水溶性の紙に手紙を書いたものなどをそれぞれの思いを込めて投入。

そして母の晩酌に欠かせなかった焼酎。「私は安物が好きなの」と言っていたのが印象的です。見栄を張った高価なものより近くのスーパーで買えるもの。だから私も安物が好きなのかも?!

流されていく花びらや手紙など皆で見守りました。タイタイがこの一歳の赤ちゃんのお世話をよくしてくれて助かりました。(私は写真係)

最後に黙祷をして帰路へ。
全体的に1時間ちょっとだったと思います。
この後皆でランチにしてからお開き。堅苦しい雰囲気ではなく、でも素敵なセレモニーが出来て良かったです。

お開き後は、鳥羽といえば、お隣りは伊勢。伊勢と言えば伊勢神宮。少しだけお参りしていこうとナビ設定。ナビ通りに行くとなんと伊勢スカイラインに誘導されて意味も分からず入っていくと、ドンドン登ってく。もうスッゴク高い山頂まで登ってしまいました。まぁ景色は綺麗だったけど怖かった~!

ようやく伊勢神宮到着。でも少し小雨が降りつつあったので早足で正宮のみ行って来ました。

そこら中に大きな木があったのが印象的です。

大型鯉は欠かせないですね。

最後はおかげ横丁でお豆腐ソフト満喫です。それにしてもたおかげ横丁はスッゴク混んでました。ゆっくり食べ歩きとかしたら楽しそうな所です。
お豆腐ソフトはまあアッサリな味かな。でもお豆腐の味ってことはなかったです。

この後は雨の予報も入ってたので大雨になる前に帰りたいので帰路につきました。
久々の高速運転は疲れたけど、これで母の遺言は叶えられたと思います。お天気も良くて気持ち良く実行できたことを嬉しく思います。オーストラリアまで泳いできてくれるのを待つのみです。