続きです✨
正直、もうこの段階で私がどうこう言っても無駄だろうなとは思っていました
保健室の娘の元へ向かうと、娘はなんというか…、
目が座ってギラギラして、まるで戦闘モード。。。
ここまで来ると私が何を言おうが聞くはずはないのです。
それぐらいしっかり意思を持ってやっているのですから…。
ですが、説得は試みました。
「今まで練習も頑張って来たんだからこんな事で全部台無しにするのは勿体ないよ!!今ならまだ間に合うから髪の毛少しだけ下げて結び直そう!!」
必死にそのような事を色々と言いました。
しかし娘は、
「朝はそんな事言ってなかったくせに!!意見変えるな!!」
物凄い勢いで言い返します。
そこで先生も間に入ってくださり、
「お母さんは結び目の高さの事までは知らなかったのよ!これはさっき初めて知った事だから!」
しばらく言い合いが続きました。
「もういい!!帰る!!」
結局、最後の体育祭には出ずこのまま帰る流れになりました。。。
保健室を出て教室まで荷物を取りに行く間も興奮状態の娘。
「死ねーーーー!!」
行き場のない感情があふれ、手や足まで出ます。
体育祭の最中、少ない先生方が代わる代わる対応してくださいました。。。
やっと教室につくと、また先生が娘と2人きりで話してくださり
泣き叫ぶ娘。
廊下でたまらず私まで涙。
せっかく学校に行けていたのに、これを機にまた不登校になるのが不安で不安で。
やっと少し落ち着き教室から出てきた娘の顔はもう最悪。
私も靴を取ってきて昇降口で落ち合いました。
そして先生に見送られながら早退です。
体育祭で賑わう運動場の横をどんよりした雰囲気の親子が通ります
横を歩いていましたが、ふと見ると娘が付いて来ない…!?
振り返ると、魂が抜けた顔で人混みの中にボッーと突っ立ってました。。。
周りは賑やかなのに本当にそこだけライトが当たってない感じで、本当にそこだけ時が止まって見えました
次の瞬間、スマホだけ手に持ち鞄をその場に投げ捨て校門の坂をダッシュで駆け下りる娘💦💦💦
マジか。。。
急いで鞄を拾いに戻り、娘を追い掛けました。
しかし追いつくはずもありません💦
取り敢えず見失わないように坂の上から目で追いました。
信号のない横断歩道をフラフラしながら渡り、途中倒れ込んでいます💦
この日は季節外れの暑さ。
家までは歩きではかなりの距離。
娘に追いつきましたが振り払われ💦
通りかかったタクシーで帰ろうと言っても拒否され。
迎えの電話を旦那にしてみても繋がらず。
娘は死んだ目のままフラフラと家とは逆方向に走り出します。。。
途中、坂の下の横断歩道にいたボランティアの父兄の方に「大丈夫ですか!?」と声を掛けて頂いたり。
娘は走って草むらの方へ💦
少し離れた所から様子を伺うと、どうやら土手に座り込んでいるようでした。
もう一度旦那に電話をしてもLINEをしても全く気付いて貰えず、私のイライラも募ります。
するとまたタクシーが一台通り掛かったのですかさず捕まえ、一旦帰宅して車を取りに行く事にしました。
タクシーの中で旦那に「もういいです。」とLINE
帰宅すると呑気にベランダで煙草を吸っている旦那を発見💢
無視です。
直ぐに車に乗り換え、さっきの娘の場所に戻りました。
内心ヒヤヒヤ。
いなくなっていたらどうしよう。
水筒すら持ってないのに。
近くの車が停められる場所に停めてから、娘がさっきまでいた土手を覗きました。
いました!!
ホッとしたものの、ちゃんとこのまま一緒に帰ってくれるのか心配になります。
車からLINEを送ってみました。
「〇〇に車でいるから来て!」
直ぐに既読になりましたが、ちゃんと来るのか、来なかったらどうしようか。
心配は尽きません。
続きます✨