☆私の話☆
先日、保育士の質の向上を目的とした研修会に参加して来ました
今何かと話題の「不適切保育」についての話だったのですが!!
とある保育園を取材したTV番組のドキュメンタリー映像がスクリーンに流されて、それについてどう思うかを語るみたいな。
元々はどんな趣旨のTV番組なのかは知りませんが、多分保育園の一日みたいな感じなのかな。
どこかの実在する保育園で園児も保育士の方も顔も名前も出ていました。
小さい子のクラスの場面では、「ここの場面では保育士が子どもに寄り添ってない!!もっと子どもの目線に立って…。環境を整えて…。」みたいな感じ。
講師の先生の言う事もまぁ納得。
でも大きい子のクラスの場面では、一斉に折り紙を折る指導をしていて、それが難しくて子ども達が「出来なーい!!」とワーワー言い出す場面で…。
恐らく元のTV番組では「保育士って大変だよね。」みたいに映っていると思います。
でも講師の先生は「はい、この場面での問題点は何でしょう?」と。
結局は「一斉に保育士の言う課題をさせようとしているのが古い保育だ!!」と。。。
うーん。
年長の担任をしている私としては素直に「そうだよね。」とはなりませんでした。
だってね、来年には小学生になる子たちですよ!?
一斉に保育士の言う事聞けなくてどうするの!?
保育園が変わろうとしているのは分かるけれど、今の日本ではその先の小学校で個人のしたいように過ごさせてくれないでしょ!?
先生一人に対して30人の1年生ですよ?
園児のうちに身に着けておかなければならない事もあるわけで。。。
それをさせようとしたら不適切保育だの虐待だの言われるってナニ!?
そんな事を思っていたら、そもそもこの講師の先生はこの映像を2次使用する事の許可を取っているのか!?
映像に映っている保育士さんが、全く知らない所で名前も顔も晒されながら不適切保育だと言われてる事の方がよっぽど不適切ですけど💢と怒りが込み上げてきました。
なんかどっと疲れる研修会でした💦
そう。
何が言いたいかって、娘のような個性丸出しの子たちが、受け入れてもらえる未来ってまだまだ日本では遠いなって事。。。